日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

感染症

現在のコロナなら特別な経済的措置は必要ない

コロナ患者がまた増加し第8波ともいわれ始めている。専門家の間ではまた外出制限や休業を求める声がでているが、現在のコロナであればむしろ経済を優先すべきである。 死亡率も大幅に減少しピーク時の30分の1以下まで低下している。さらに死亡者が高齢者、特…

コロナに対する世界の趨勢は、基礎疾患を持つ高齢者が死ぬのは自然淘汰、という考え方

ドイツでは現在も一日4万人程度が新規感染しているが、飛行機内でのマスク着用も廃止される。欧米各国ではドイツと同様に日本と比較しコロナに関する規制は大幅に緩和されている。 コロナは欧米では既に何が何でも感染を防がなければならない重要な病気とは…

ワクチン接種による行動制限緩和は唯一の正しい選択

政府は、新型コロナウイルスワクチン接種の進展に合わせ、10月以降、段階的に行動制限を緩和する方針を固めた。感染拡大地域でもワクチンを接種済みであれば、県をまたぐ移動を原則として認め、イベントの収容人数の上限を引き上げる。飲食店での酒の提供…

やはり東京は5000人を超えた。このままでは日本全体の一日陽性者50000人以上は避けられない

7月28日にオリンピック開催中に東京の一日あたり陽性者が5000人を突破しそうだと書いたが、予想より早く5000人を突破することになった。 このまま緊急事態宣言以上の手をうたないと、全国で新規陽性者が50000人を超えることは確実である。そうなれば全国的に…

コロナ禍に対処するには病床の根本的な見直しが必要

野党だけでなく与党内部からも批判が起こっているが、菅総理は中等症患者は自宅療養という主張を撤回しようとはしない。 菅首相の数少ない取り巻きの意見に首相が動かされたことは間違いない。一度口から出したら、例え後からマズイと思っても頑なに訂正を拒…

外出禁止令以外に感染を止める効果的な方法はない

東京のコロナ感染は急速に増加し、隣県を含めた東京圏全体に拡大している。さらに大阪等の地方でも感染拡大が続いており、このままでは全国の新規陽性数が5万人を超える日も近い。 これに対し政府は緊急事態宣言の延長とまん延防止措置から緊急事態宣言への…

7月1日に描いた通り東京の一日の患者は1000人を超えた、オリンピック開催中に2000人もほぼ確実、その後は5000人で済むだろうか

7月1日に記載したとおり東京での1日当たりの新規患者数は1000人を突破した。そこではさらにオリンピック開催中に2000人、終了時点では5000人になる可能性があると示唆したが、現実のものとなりそうである。 その根拠は緊急事態宣言後の人流である。若者を中…

ワクチンの管理ができないのは当然、日本政府のITオンチはどうしようもない

オリンピック直前のワクチン不足について、河野大臣はいろいろと言い訳し政府の責任ではないかのように強弁しているが、何と言い訳しても政府の責任は否定できない。 今回のワクチントラブルにはシステム面の部と運用面の不備が重なっている。システム面では…

パンデミックには全く対応できない日本のお粗末な感染対策

今回のコロナ禍は日本にとってはむしろプラスだったかもしれない。日本の感染対策が如何にお粗末かを国民の目に明らかにしたからである。 これで、今後何の対策も打たないとすれば、この国はもう終わりである。さすがに何らかの対応はするものと期待したい。…

ワクチン接種が進み、感染しても重症患者が減少すれば、コロナもインフルエンザと同じになる

コロナ感染が増加し始めた当時、コロナといってもインフルエンザと変わらない。特別に経済を悪化させるコロナ対策をしなくてもいい、という主張が多く見られた。 しかし、コロナ患者の増加と病床の逼迫や死亡者の増加によって、その種の意見は少数派になった…

本気てオリンピックを成功させたいなら、8時以降営業している店は営業停止、路上の飲みしている者は強制退去させるべき

オリンピックの開催まで30日をきってきたが、オリンピックを巡る環境は一向に改善の気配をみせない。 海外でワクチンを打ちPCR検査も陰性だったはずが、入国後陽性となるケースが多発している。水際対策を徹底し、これを防げないとオリンピック終了後海外を…

論理性に欠ける橋下徹氏の発言

ウガンダ代表の陽性者判明で橋下氏は「こういう状況を見てもらえれば、今までずっとPCR検査をいつでも誰でもどこでもみんなでやることによって、陽性者を隔離するなんてことを言っていた人、たくさんいますけど、できないんです、1回ぐらいのPCR検査…

法律や規制は三つの条件を満たさないと人は動かない。緊急事態宣言はだから効果が無い

法律や規制を国民に守らせるためには三つの条件が必要である。一つ目はその規制や法律を守ることが正しいことだと国民が受け止めること、二つ目はその規制や法律を守ることが国民にとってそれほど難しいことではないこと、三つ目はそれを守らないと何らかの…

承認したワクチンで死者がでれば厚労省の責任だが、承認が遅れ死者が増えても誰も責任をとらない日本という国

緊急事態宣言が3たび発せられたが、これでコロナが抑えられるとは誰も考えていない。最終的にはワクチンの接種が普及することが必要である。 しかし、日本のワクチン接種は大幅に遅れている。ワクツンの承認に手間取った上、接種体制が整っていない。 ワクチ…

もう外出禁止令を出し、これを徹底しない限りコロナ感染は防げない

新型コロナが大阪を中心に蔓延しているにもかかわらず、政府は蔓延防止措置以上の対策をうとうとはしない。 経済の爲か緊急事態宣言をだしても効果がみこめないと諦めているのか政府の対応は遅い。しかし、このまま放置し感染が拡大すればオリンピックが開催…

マスク会食などという非現実的なことを主張する政治家のセンスのなさ

吉村知事がマスク会食の義務化主張している。バカげた話である。いちいちマスクを上げ下げして食事をしていては会食をする楽しみがなくなる。 マスクありの会食はあまりにも面倒であり、このような面倒を強制しても効果は見込めない。こんな方法で会食をした…

コロナはぬるま湯レベルの死亡率で日本人をゆでガエルにしている

コロナ患者の増加で政府は11都道府県に緊急事態宣言を行ったが、効果については疑念がもたれている。 強制力のない緊急事態宣言においては、これを機に国民が自主的に外出を控えることが必要であるが、現実を見ると国民はその方向にはまだ動いていない。 こ…

やはり経済よりコロナ対策を優先すべき

コロナ感受の急増で政府もようやく重い腰を上げ緊急事態宣言をだした。しかし、その内容は中途半端でコロナが収束に向かう可能性は低いと思われる。 コロナ発生以来コロナ対策か経済かという論争が行われてきた。日本では経済優先を唱える意見が多く、欧米と…

経済実態と株価の大いなる乖離は何時まで維持できるのか

コロナ禍が経済を直撃し、多くの企業で業績が大幅に悪化している。まだコロナについては解決の目途がたっておらず、経済の悪化は少なくとも今年度いっぱいは継続すると見込まれている。 一方で株価はコロナ前の水準を回復し好調である。コロナ禍による経済悪…

感染防止と経済の間で揺れ動くコロナ対策

今までも映画などでは多く感染症との闘いを内容とする映画がつくられてきた。しかし、今回のコロナ禍のようなタイプの映画はなかったように思う。 感染症をテーマとした映画では、病気との闘いがクローズアップされ、感染がいかにして始まり、拡大し、それに…

時短も協力金も不要、店や客からコロナ患者がでれば2週間の営業停止にすればいい

コロナ感染者の増加により、東京や大阪等で居酒屋等の事業者に対し、時短を要請しそれに応じれば協力金を支払うという対策を始めた。 しかし、これは百害あって一利なしである。事業者側にとっては書き入れ時に営業ができなくなり大幅な収益減となる。強制力…

もはや緊急事態宣言をすべき状態である。

新型コロナウイルスの感染が全国で再び広がる中、政府は抜本的な対策を打てないでいる。緊急事態宣言下で落ち込んだ経済の立て直しを優先する政府にとって、緊急事態宣言の再発令は避けたいのが本音。立ち入り検査時に感染防止策の徹底を図るなど現行法の活…

手詰まりのコロナ対策、打開策としては患者を出した事業所に全員のPCR検査と二週間の営業停止を義務づける。

新型コロナの患者数の増加がとまらない。政府も東京都も危機感を抱いているが、国民に感染しないように行動してほしいとうったえる以外の対策はなく手詰まりである。 本来であれば前のように外出自粛と営業自粛を要請してもよい局面だが、政府も都もそれには…

増殖する不要不急のコロナ対策

26兆円規模に達する「新型コロナウイルス緊急経済対策」には、コロナとの関係があいまいで緊急性に乏しい事業が多く含まれている。 その手法としては、継続事業を便乗してもぐりこませる。 五輪に対するスポーツ施設整備として毎年要求されていたものが、コ…

経済と人命をはかりにかけ経済を選ぶのはコロナ禍だけではない。

コロナ禍が一応収束してきたとして日本全国で緊急事態宣言が解除された。しかし案の定というか患者数増加の気配が見えてきた。 政策研究大学院大学の土谷隆教授は、経済再開に向けて人々の気持ちが上向いている中で、今月中にも再び感染が急増する可能性があ…

日本でコロナ禍による死者が少ないのは日本の生活習慣とは関係がなさそうである

日本がロクなPCR検査も実施せず、コロナ禍を克服しそうに見えていることが欧米各国の興味を惹いている。 これを得けて日本側でも、マスクをつける習慣だとか、靴を脱いで家に入るとか、清潔好きで風呂好きであるとか、日本の優れた生活様式がコロナ禍を防ぐ…

同じコロナ禍といっても、その深刻さは立場によって全く異なる

オリンピックの年になるはずだった2020年は新型コロナの年として歴史に刻まれることになった。多くの人々がコロナ禍の影響を受けているが、その深刻さの程度は立場によって大きく異なる。 公務員や、コロナ禍でもびくともしない大企業で雇用の保証された正社…

コロナ禍で生じた日本社会の分断が社会を大きく変化させる

新型コロナウイルスの流行で日本社会では様々な変化が起こっている。その内今後の日本社会に最も大きな悪影響を与えそうなのが日本社会の大きな分断である。 コロナウイルスに感染した者と感染していない者、これも大きな立場の違いであるが、死んでしまわな…

吉村知事へ、大阪方式と大風呂敷を広げるのはいいが、まずPCR検査をきっちりしろ

安倍首相が精彩を欠くのと比較し大阪府の吉村知事の評判がいい。説明がわかりやすいし話を聞いていると大阪ではうまくいきそうな気がしてくる。 しかし、肝心なところが抜けている。それはPCR検査がうまく機能していないことである。 JIJI.comによると大阪府…

緊急事態宣言をダラダラと延長するより一層県境に関所を設置したら

全国の緊急事態宣言が後1ケ月延長されることになった。現状の検査数と感染者の数を考慮すれば延長はやむをえないと思われるが、1ケ月でそれほど効果が上がるとは思えず、経済への悪影響も深刻である。 地方により患者の発生数や死者数には大きなバラツキがあ…