日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

6月19日の予想通り自民大敗、小池新党が国政に進出すれば勝つ可能性は高い。

 

政策的に都民ファースト自民党にどれほど違いがあるか、ということは有権者にとっては重要でなく、安倍自民党の独善的な政治に対する不満が都民ファーストに結集したものである。

 

その意味では、昔の土井社会党や鳩山民主党が大勝利をした時の構図と同様である。

 

国政に小池新党が進出すれば勝利できる可能性は高いだろう。

 

民進党反自民の受皿とはなりえないことは、今回の都議選結果を見ても明らかであり、民進党しか対抗馬がなければ、どんなに安倍政権の評判が悪くても自民党勝利する。

 

民進党より、小池新党が国政進出した方が勝利の可能性は高い。しかし、ここで決して小池新党がしてはいけないことは、民進党との選挙協力民進党の有力議員を受け入れることである。

 

民進党とは違うということを明確にしていないとアンチ自民の受皿にはなれない。民進党はいわばジョーカーであり、絶対に近づいても近づけてもならない。

 

一方で、民進党の無名議員を引き抜くことは立候補者の玉を揃える上で有効な手段である。

 

国政に進出する場合は、全員当選すれば政権交代が可能なほどの立候補者を揃えることが重要である。全員当選しても野党筆頭にもなれない程度の立候補者数しか容易できなければアンチ自民の受皿とはなりにくい。

 

また、選挙までに都政で大きな失敗をしないことが重要である。特に今回の大勝で議員としての資格に問題のある議員がまぎれこんでいる可能性は高い。次の衆議院選挙までにこれらが表面化すると国民の期待感を損なうことになる。

 

次の衆議院選挙までに大きな失敗をすることなく、必要な立候補者を揃えることができれば、小池新党が大躍進できる可能性は高い。

 

安倍自民党の強引な手法と右傾化政策に国民は不満と不安をいだいている。次の衆議院選挙は小池百合子にとって政権への道筋を切り開く最大のチャンスである。