社民党だけではなく、立憲民主党や民進党や希望の党の一部でさえ、十分な抑止力となる自衛隊やアメリカ軍の存在がなくても、よく話し合いさえすればどんな問題でも互いに合意でき、戦争はおこらないと考えているように見える。
人類の歴史を考えればすぐわかることだが、人間は自分が勝利すると確信している時は善意や倫理よりは欲望や憎しみにより行動に駆られるものである。
少なくとも日本に相手の軍事行動を躊躇させるだけの備えがないと、利害の対立や憎しみが戦争行為に発展することを抑えることはできない。
世界は良い人だけで溢れているわけではなく、国際社会においても同様であることは、国民の多くにとって常識になりつつあり、野党といえどもこの現実を踏まえた安全対策を提示できない限り、国民の支持を得ることは難しい。