日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

傲慢、部外者蔑視、平気で嘘をつく、という財務省に典型的に現れた日本の官僚の特徴

財務省の福田次官は辞任する一方でセクハラの事実を否定し逃げ切りを図ったが、テレビ朝日が社員へのセクハラがあったことを認めたことで、セクハラの信憑性が増し追い詰められつつある。

 

録音内容を聴くに、あのような発言は女性であっても対等の相手には決してしない。自分が相手より圧倒的に優位な立場にあると思っていないと出ない発言である。

 

そもそも日本のエリート官僚、特にエリート中のエリートであることを自負する官僚は、他人を常に自分より下に見る傾向がある。

 

上司である政治家に対しても、表面上では従うフリをしても、陰ではバカにしている。ましてニュースがほしくて近寄ってくる女性記者などは虫けら同然である。

 

彼らにとっては国民も同様である。公務員は国民に奉仕する建前になっていが、彼らの意識の中にはそんな気は微塵もない。彼等の本音では、バカな国民を指導し正しい道に導くのがエリート官僚の勤めである。

 

そのためには嘘もまた方便である。国民を正しい道に導く為に必要ならば嘘は当然許される。バカな国民が官僚の考えを知る必要はないし、情報を入手しそれをチェックするなどおこがましい。黙って言うことを聞いていればいい。

 

これが日本の官僚の本音である。

 

国民が金を持っていてもムダに使うだけであり、それよりは国家に税として納めた方が有効に活用できる。消費税を増税したからといって財政危機が解消できないことはわかっているが、国民が金を持っているよりは国家が使った方が役に立つ。

 

その為に政治家と裏取引し、親しいマスコミを利用して国民を洗脳し、増税を認めさせ分配できる財源を確保するのが、官僚の腕の見せ所である。