日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

栄、内田、田中、山根と次々と表面化したタコツボの独裁者、長いものには巻かれろという体質が彼らを生み育てる

レスリング、アメフトに続きボクシングでも狭いタコツボに生息するミニ独裁者の存在が暴かれた。これは勿論氷山の一角でありスポーツ界だけの問題ではない。

 

日本社会では社会の隅々にこのような利権をむさぼり権力を行使するお山の大将が生息している。しかし、大抵の場合は関係者以外の目に触れることは少ない。

 

今回のように、連鎖的に彼らの存在が暴かれ問題視されるのは、それだけ不満が高まっていることの表れだろう。これを機会に様々な分野に生息するお山の大将を一掃できれば日本社会ももっと開かれた住みよい社会になるのだが、それは期待できそうもない。

 

そもそも日本で彼らのようなお山の大将が存在するのは日本人の気質によるものである。長いものにはまかれろ、という日本人に染みついた体質が彼らのようなミニ独裁者を生む土壌である。

 

ある分野で既得権や権力を持つ実力者に対し正論を吐くと、子供じみた行為と笑われ同調を得られず、結果的に大きな不利益を被る。それよりは多少のことに目を瞑り、彼らの覚えを目出度くした方がおこぼれに預かれるというように、いわゆる世渡り上手がより利益を得る。

 

このような体質が蔓延しており、結果日本では政治、経済、学問、芸術、スポーツのあらゆる分野でミニ独裁者が存在し、逆らう者を排除しシッポを振る者にエサを分け与えて権力をふるっている。