日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

日本では消費税増税で国の借金が解決できるとか社会保障費が賄えるとか思っているパカの何と多いことか

ピースタイルが2019年6月11日に発表したが調査結果によると働く主婦層の20.8%が消費税増税に賛成らしい。その理由はと言うと「増える社会保障費を次世代に繰り越さず現世代で負担していくことは重要なことだと思う。」「これ以上国の借金を増やすわけにはいかないので増税きするべき」というものである。

 

外国人が指摘する日本人の特徴と言えば、勤勉さとか真面目とか温厚、行儀がいい等々が指摘されるが、他にも素直でバカというのを付け加えた方がよさそうである。

 

投資詐欺に簡単にひっかかるのや、財務省の言うことをそのまま信じて消費税増税で問題が解決できると考えるのは、素直でバカだからに他ならない。

 

まず、第一に人の言葉を何も疑わず信じる傾向がある。元金を保証すると言われれば、何の根拠も無くてもそれを信じ、この低金利時代に何故そんな高金利が得られるのか何も検討することなく金を預けてしまう。政府に騙され消費税増税を容認しているのもこれと同じである。

 

1000兆円を超える借金は消費税を増税した程度では減らないし、社会保障費の不足も解消されない。

 

問題を本当に解決する為には経済を成長させることが最低条件である。現在のGDPではどんなに税率を上げても何も解決しない。

 

さらに、少子化が解消されないと経済も社会保障の問題も悪化するばかりである。また、高齢者の新しい生き方のビジョンが提供できないと、た貧困高齢者の増加で日本社会が崩壊してしまう。

 

何の対策もうたないままの消費税増税などは国民の購買力を減らし不安を煽るだけであり、日本経済や社会にとってはむしろ害ばかりである。

 

日本人が簡単に官僚に騙され続ける限り、戦前の日本が軍部に騙され破滅的な戦争に誘導されたと同様に、令和の日本は財務省に騙され世界の中で落ちこぼれ、その地位を低下させ続けるだろう。