日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

やはりコロナ禍での死者は実態より少ない。

2月14日の時点(当時クルーズ船を除く感染者は21人)で私は患者数は数千人になるだろうとブログに書いたが、現実はそれをはるかに上回り数万人に達する勢いである。

 

政府や都道県は外出自粛を要請しているが、国民の危機感はまだまだ薄く、繁華街への外出は控えていても通勤は減らないし、近くのスーパーやパチンコ店の客も減っていない。

 

国民をこれほど楽観的にさせているのはまだまだ死者数が少ないという現実である。欧米各国と比較し日本の死者数が少ないことが、日本は欧米のようにならないという根拠のない確信を産んでいる。

 

しかし、発表されている死者数が実際の死者数を反映していないとすれば事情は大きく異なる。

 

変死後にコロナだと判明した者が11人見つかったと報道されているが、これは検査したからわかったことであり、検査せずそのまま処理された死者の中にもっと感染者がいたことは否定できない。

 

アメリカにおいても大幅に死者数が増加したが、これらも自宅や外で検査をうけないまま死んだ人数が加算されたからである。

 

さらに日本においては肺炎やインフルエンザで死んでも、死後に検査することはなく実際はコロナウイルスで死んでいてもカウントされない。

 

これらを勘案すれば実際の死者は公表されている数よりはるかに多いとみるべきであり、外出禁止を欧米並みに徹底しない限り、日本だけがコロナ禍の収束で大幅に遅れをとる可能性は高い。