日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

森会長は辞めた。呪われたオリンピックもやめよう。

本音を口にだしたばかりに森会長は本音を隠し建前ばかりを主張する欧米と日本のマスコミ及びネット世論によって辞任に追い込まれた。

 

今の欧米と日本では、言論の自由金科玉条のごとく奉りながら、その実態は言葉狩りが横行し、実質的な言論の自由は失われてしまった。今回の森会長の不運もそんな風潮を読めなかったことによる。

 

しかし、今回の東京オリンピックは呪われている。そもそもその発端は東北大震災による経済被害を回復することであった。しかし、それは東北以外の地域を活性化し東北の被害を補うという性格のものであった。

 

その結果、予算がオリンピックにつぎ込まれ。さらに建設資材の高騰を招き、東北復興を妨げる結果になった。東北大震災での多くの死者の恨みをかったことは間違いない。

 

結果不運が続いている。東京に誘致した石原、猪瀬、舛添の各知事は失脚し、自らの手でオリンピックを実現することに拘った安倍総理も病魔に侵され退場せざるをえなかった。

 

国立競技場でのトラブル、コロナ禍、会長辞任と東京オリンピックを巡るトラブルは後をたたない。これはオリンピックを中止すべきという啓示に他ならない。このまま強行すれば大きな赤字を抱えるだけでなく、さらなるコロナ禍の惨劇を招き、日本は致命的なダメージを避けられない。

 

そもそもオノリンピックなどはもはや単なるスポーツイベントにすぎない。今回森会長の問題でもオリンピック理念に反すという意見が多かったが、現在においてはそんなものはとっくに無くなっている。

 

現在のオリンピックはプロのスポーツ選手と金儲けをたくらむ大手企業、大きな利権を持つIOCが行う金儲けの為のイベントに過ぎない。

 

マチュア精神などとっくに消え去り、単なる金儲けの手段に堕している。そんなものを無理して開催する必要性はなにもない。東京オリンピックは中止すべきである。