日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

外出禁止令以外に感染を止める効果的な方法はない

東京のコロナ感染は急速に増加し、隣県を含めた東京圏全体に拡大している。さらに大阪等の地方でも感染拡大が続いており、このままでは全国の新規陽性数が5万人を超える日も近い。 これに対し政府は緊急事態宣言の延長とまん延防止措置から緊急事態宣言への…

いよいよ最低賃金でも韓国に抜かれた日本の惨状

7月12日、韓国の最低賃金委員会は2022年に適用される最低賃金を、440ウォン(前年比5.0%)引き上げ8720ウォンとすることを決めた。 日本の都道府県の最低賃金はまだ決定していないが、2020年度のものに一律28円を加えたものとすると、韓国の最低賃金を超えて…

オリンピック開催中に2000人という予想は軽く突破、5000人もオリンピック終了を待たず超えるかも

東京でのコロナ新規患者数が714人だった6月30日当時、オリンピック前には1000人、オリンピック中には2000人、オリンピック後には東京での新規患者数は5000人に達すると予想したが、実際はそれを大きく上回りそうである。 昨日既に2848人の新規陽性者が発見さ…

日本に最も必要なのは人口増加政策であり、次に経済成長政策、安全保障政策や財政再建の重要度はそれらに劣位する。

自民党政権は安全保障政策に多額の予算を投入しており、財務省は機会あるごとに増税と社会保障の改悪を狙っている。しかし、日本の将来を考えるともっと他にやるべきことがある。 それは人口増加政策である。 安全保障に金をかけ、自衛隊員の命をかけてでも…

オリンピックでのメダルラッシュでコロナでの失敗を帳消しにできるか?

東京五輪開催に反対してきた民放各局のワイドショーが一転、その熱狂ぶりを報道する姿勢に対し、ネット上では皮肉をこめて「手のひら返し」がトレンド入りした。 実際のところ、オリンピックに批判的であった国民も多くは日本の活躍を応援している。このまま…

不良会社fは淘汰すべき

東芝はかって多額かつ長期間の粉飾決算を行っていたが、それに対する処分は軽微なものであった。その結果現在においても東芝の経営体制はガタガタであり、二度と日本を代表する企業に復活できそうもない。 また、同じく日本を代表する企業である三菱電機で検…

濃厚接触者か否かに関係なくPCR陰性なら競技にだせばいい

南アフリカのサッカー選手の多くが濃厚接触者に認定され、サッカーの試合をどうするかが議論されている。しかし、南アフリカだけでなく、インドやブラジル、インドネシア等やアフリカ諸国に加え、アメリカやイギリスでさえ同様なことはおこりうる。 濃厚接触…

震災からの復興でもコロナ克服でもなく日本衰退を世界に露にする東京五輪

後数日でオリンピックが開催するが、今のところ国内での盛り上がりは見られない。アメリカでも開催前から東京オリンピックは失敗だと論評されるに至っている。熱気は不満、無関心、ついには敵意に変わった、と論じられ、敗戦からの復興を象徴した1964年…

日本基準の煩雑な手続きが危機対応の大きな障害。

河野太郎行政改革担当相は15日、東京都内で講演し、米モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンの供給スケジュールを巡る交渉で、日本独自の保存期間や書類作成手続きが煩雑だとして同社から「なんとか世界標準に合わせてほしい、と言われている」と明かし…

7月1日に描いた通り東京の一日の患者は1000人を超えた、オリンピック開催中に2000人もほぼ確実、その後は5000人で済むだろうか

7月1日に記載したとおり東京での1日当たりの新規患者数は1000人を突破した。そこではさらにオリンピック開催中に2000人、終了時点では5000人になる可能性があると示唆したが、現実のものとなりそうである。 その根拠は緊急事態宣言後の人流である。若者を中…

ワクチンの管理ができないのは当然、日本政府のITオンチはどうしようもない

オリンピック直前のワクチン不足について、河野大臣はいろいろと言い訳し政府の責任ではないかのように強弁しているが、何と言い訳しても政府の責任は否定できない。 今回のワクチントラブルにはシステム面の部と運用面の不備が重なっている。システム面では…

グタグタの緊急事態宣言の失敗は強権政治への布石か

東京での緊急事態宣言が開始されたが、テレビでの報道内容を見ると、要請を無視して酒を出している店や路上で回し飲みする若者たちがクローズアップされている。これでは真面目に要請を守っている店や飲食を控えている都民の間に不公平感が広がるのは避けら…

習近平の二つ目の失敗で中国は覇権を握ることに失敗する

中国の一つ目の失敗は、国力がアメリカを上回る前に世界にその牙を明らかにしたことである。南シナ海での強引な覇権戦略や香港民主化の弾圧等で、中国は欧州やアメリカの自由と民主主義を標榜する国家とは明らかに異質であり、これらの国々にとってかっての…

パンデミックには全く対応できない日本のお粗末な感染対策

今回のコロナ禍は日本にとってはむしろプラスだったかもしれない。日本の感染対策が如何にお粗末かを国民の目に明らかにしたからである。 これで、今後何の対策も打たないとすれば、この国はもう終わりである。さすがに何らかの対応はするものと期待したい。…

選挙での敗北確実な菅自民党に逆転の可能性はあるか

コロナ禍の中でのオリンピックの強行、度重なる緊急事態宣言、ワクチン行政の混乱と、菅政権と自民党を取り巻く環境は極めて厳しい。 如何に野党に対する国民の期待が薄くても、このままでは自民党の大敗北は避けられない。 オリンピックを開催するにしても…

ワクチン接種が進み、感染しても重症患者が減少すれば、コロナもインフルエンザと同じになる

コロナ感染が増加し始めた当時、コロナといってもインフルエンザと変わらない。特別に経済を悪化させるコロナ対策をしなくてもいい、という主張が多く見られた。 しかし、コロナ患者の増加と病床の逼迫や死亡者の増加によって、その種の意見は少数派になった…

枝野立憲民主党は消費税5%への暫定引下を公約とするなら、以前の民主党での消費増税を総括すべし

立憲民主党の枝野幸男代表は、消費税率の5%への時限的な引き下げを次期衆院選の選挙公約に盛り込む方針を明らかにした。 しかし、5%だった消費税を増税したのは自民党ではなく当時の民主党であったことを忘れてはいけない。それに関し何の総括もすることな…

政府はコロナワクチン不足の実情について国民に説明すべし

オリンピックを目前に控えコロナの増加が止まらない。唯一の解決手段と目されていたワクチン接種についても暗雲が立ち込めている。 一時菅総理は9月までに全員分のファイザーワクチンが確保できたと発言し、河野大臣は職域での積極的な接種を進め、夏休み中…

ユニクロに見る中国取引の危険性

中国共産党結党100周年で習近平は中国の発展をアピールし共産党の実績を誇った。しかし、実際のところは中国の発展は日本や欧米諸国に依拠したところが大きい。 これらの自由主義国家群は中国という鬼子の成長を助け、結果的にその安全と自由な民主主義とい…

オリンピック開催目前にもかかわらず、コロナに対する無策が際立つ

是が非でもオリンピックを有観客で実施したかった菅総理は、コロナ禍をある時は見ぬふりをし、ある時は対策は十分だと強弁しながら、ようやく有観客で実施できるところまでこぎつけた。 しかし、肝心のコロナ対策はお粗末この上ない。東京の新規患者数は既に…