日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

民主主義

民主主義の時代は21世紀で終わるかもしれない

人類の英知の一つと言われる民主主義が揺らいでいる。このまま推移すれば21世紀の終わりには民主主義というのは過去の制度になっているかもしれない。 そもそも現時点においても民主主義国家は既に少数派になりつつある。最大の人口を誇る中国は民主主義国で…

民主主義は国民の監視が無いと何時でも独裁に転ずる

独裁政治と言うと中国や北朝鮮の政治制度を思い浮かべ、日本とは関係ないように思えるが決してそうではない。 民主主義から独裁政治に転じた例はそれほど少なくない。例えばロシアなどもその例である。 ソビエト崩壊後、曲がりなりにも普通選挙が実施されロ…

民主主義ではなく専制国家が増える背景

欧米諸国が資本主義を確立し物質文明で優越的地位を確保できたのには民主主義と自由主義が大きく関係している。封建的な制約を排除し、自由に金儲けのできるブルジョワ階級と農村から離れた労働者無には資本主義を確立し発展させ物質文明を進歩させることは…

安倍元首相暗殺の成功がもたらすかもしれない日本での暗殺多発

奈良県警のお粗末な警備がもたらした山上徹也による安倍元首相暗殺の成功は日本社会にとって極めて危険な状況をもたらすかしれない。 江戸末期に桜田門外の変で井伊大老の暗殺の後、明治の初めにかけ日本で多くの暗殺事件が発生した。この原因は井伊大老の暗…

正しい情報か否かを判断する国際機関が必要

今回のロシアによるウクライナ侵略を通じ改めて明らかになったのが情報のあいまいさである。欧米やウクライナの流す情報とロシア側の流す情報が全く異なる。 欧米や日本ではロシアの情報は信用されていないが、ロシアでは欧米の情報ではなくロシアの情報を事…

民主主義というのは例え国が亡びる結論で会っても民意に従うシステム

竹中平蔵氏が6日そこまで言って委員会NPに出演し、「世論は間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違ってますから」と発言した。 その真意は世論が反対していてもそれは間違っているから、無視してオリンピックを実施すべきだというものであった。 オリン…

自公政権のように情報を隠していては民主主義は正常に機能しない

中国のような一党独裁体制と比較し日本や欧米諸国のような民主主義の方が一般に高く評価されて いる。 しかし、アメリカや日本の政治を見ていると民主主義だからといって国民のための政治が行われてい るか疑問に思うことが多い。 日本においては官僚が決め…

安倍政権が公文書を廃棄するのは歴史の審判を恐れているから

ヤフーニュースによると ワシントンポスト(米国時間11月27日付け)が安倍政権の公文書廃棄問題を痛烈に批判している。 記事導入部で安倍政権の公文書廃棄の事例を列挙している。・議論を呼んでいる政府主催のパーティーの招待者名簿? 廃棄。・首相官邸への…

日本はアメリカ型の格差社会ではなく総中流社会に復活を目指すべき

th日本社会はバブル直前の繁栄真っただ中の時代からバブル期、バブル崩壊期と変遷をしてきたが、一貫しているのは常にアメリカを目標としてきたことである。 特にバブル崩壊以降、経済の独自性に自信を失った日本はアメリカからの圧力と相まって制度をアメリ…

一票の価値が完全に平等でないと民主主義が成立しないわけではない。

「1票の格差」が最大3・00倍だった今年7月の参院選を巡り、弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の判決が16日、高松高裁であった。神山隆一裁判長は、常識的に許容し難い格差だとして「違憲状態」と判断した。 人口が絶えず移動する中で一票の平等を…

N国党が躍進した理由

前回の参議院選挙でN国党の躍進を予言していたが(7月10日のブログ)、結果はご存じの通り一人当選して政党要件も獲得した。何故私が泡沫政党と見られていたN国党の躍進を確信したかというと、この党がNHKのおかしな制度をおかしいとはっきり指摘していたから…

21世紀は民主主義神話がゆらぐ時代

中国の台頭依頼、世界の価値観の中で民主主義の絶対的地位が揺らいでいる。 20世紀は民主主義が絶対的な信頼を得た時代であった。ドイツやイタリアのファシズムが倒れ、ソ連の共産主義が崩壊し、世界は民主主義の下に平和で繁栄の時代になると期待されてい…

移民の増加は民主主義の前提を破壊する

今の世界で主流を占め、多くの人間に正しい制度と見做されている民主主義が成立するためには、一つの大前提が成立し国民のコンセンサスを得ている必要がある。 それは人間が平等であるという実感である。 貧富の格差が大きく、地位が固定的であったり、互い…

民主主義社会では国民をバカだと批判しても意味は無い

小笠原誠治先生がお怒りである。トランプ大統領がプーチンと会い、言い訳にもならないデタラメを言っても、安倍総理がモリカケ問題で苦しい言い訳に終始しても、支持率が低下しない。 これはアメリカ人や日本人の知的レベルが低下しているからだ、とその怒り…

民主主義国家では正しいことではなく、間違っていても民意を優先すべき

民主主義国家というものは、国民及びその代表によって政治の方向性が決定される社会であり国家である。 そこでは知能が高かろうが低かろうが、高等教育を受けていようがいまいが、金持ちであろうが貧乏であろうが、平等に一票の投票権を持ち、多数決で国民の…

暴力団構成員というだけで人権侵害を正当化する暴力団排除条例、共謀罪での域用が無いとは限らない。

暴力団員が他人名義で車を取得逮捕されたというニュースを見る機会が多い。何故わざわざ他人名義で車を購入するのか、その理由は簡単である、暴力団構成員だと車を売ってもらえないからである。 そもそも、車などというものは日常生活に不可欠なものであり、…

気にいらないからと百田尚樹や香山リカの講演会を妨害していると、やがて自分達の首を絞めることになる。

6月10日の一橋大学の「KODAIRA祭」で行われる予定だった百田尚樹氏の講演会が、反対グループの圧力によって、突然中止になった。反レイシズム情報センターの抗議によるものである。 次に、精神科医の香山リカさんが江東区社会福祉協議会で6月27日に行う予定…

教育勅語がダメな理由

第二次大戦の敗北により廃止された教育勅語であるが、安倍総理や稲田防衛大臣をはじめ自民党政治家の中にはこれに愛着を抱いている者が多い。 3月14日に開かれた会見の中で、文部科学大臣の松野博一氏が、憲法や教育基本法に反しないような配慮があれば「教…