日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

財政再建

現代ビジネスの間違った主張、金利上昇で日本が破綻することはない

現代ビジネスで鷲尾 香一というジャーナリストが日本は本当に「財政破綻」しない…?現実味を帯びる「金利上昇」で待ち受ける最悪のシナリオという記事を書いているが、これなどは明らかに思慮が足りていない。 米国の利上げにより、日米の金利差が広がるため…

国の借金は別に返す必要はない。経済さえ維持できれば放置しても問題は無い

コロナ対策で多額の資金投入が必要となり、大量の国債発行が実施され財政悪化を懸念する意見が出始めている。 政府は密かに消費税を15%に増税しようとしているし、民間でも財政危機を危惧する者が多く、経済ジャーナリストの磯山智幸氏もプレジデントオンラ…

徳井の例は氷山の一角、芸能人だけでなく個人事業者に蔓延する無申告や経費の水増し

吉本興業の徳井氏の所得隠しがマスコミで騒がれている。本人弁では極端にズボラな性格の為ずるずると申告を怠ったらしい。しかし、一方で申告している年は私服や個人的旅行についても経費としていることから、必ずしもズボラだから申告しなかったというわけ…

日本の経済と財政を救う3.不動産登記に公信力を与え、1年以内に所有者が確定し登記できない場合は国が没収する。

少子高齢化進行と経済低迷により有効活用されない放棄地が増えている。国土狭い日本で大切な資源である土地を有効活用していないということは大いなるムダである。 有効活用されない土地が増加している原因には経済低迷があるが、もう一つ有効活用を妨げる要…

日本の経済と財政を救う2.全ての商取引にマイナンバー提示と記録を義務付ける

8月2日の記事「紙幣及び貨幣としての円を廃止するという選択」で述べたように、円紙幣と貨幣を廃止し電子化した後、同時に完全実施すべきなのは、全ての商取引にマイナンバーの提示と記録を義務付けることである。 企業間の商取引は勿論、個人がスーパーや…

「金が無いから我慢」は老人の発想、若者なら稼いで現状打開を図る。日本の政治は老人発想でいいのか。

日本はいまだに財政健全化至上主義という老人病から脱却できていない。 金がないから節約し我慢するというのは老人の行動である。収入の拡大が見込めず寿命もそれほど長くない。だから今ある金で死が訪れるまで食いつなげるように節約して必要最低限に支出を…

タンス預金が増加している今、新円切り替えのチャンス

タンス預金の増加が止まらない。第一生命経済研究所によると、直近の2月末時点で43兆円と前年同月比8%増えた。増加率は3年間で3割強に達する。紙幣の発行残高は2月末で99兆円なので、実に紙幣の43%がタンス預金されていることになる。 何故、こんなに…

池田信夫氏も再認識した「歴史的にもGDPの2倍以上の政府債務を緊縮財政で正常化した国はない」という事実

クリストファー・シムズ教授の「物価水準の財政理論」(FTPL)という経済理論が、永田町や霞が関で大きな反響を呼んでいる。 これについて記載した文書の中で池田信夫氏が「歴史的にもGDPの2倍以上の政府債務を緊縮財政で正常化した国はない」ということを述…