平和主義も大切だが、過去の歴史においても戦争を嫌うだけの平和主義がより大きな戦争と悲劇をもたらした事実がある。
北朝鮮に対するアメリカオバマ政権の態度はそれに類似する。核武装に着手した北朝鮮に対しオバマ政権は何ら効果的な対応をとらず、結果的に北朝鮮の核能力はミサイルに搭載し潜水艦から発射できる実戦レベルに達してしまった。
その当時であれば、北朝鮮は核を武器として使用する能力を要しておらず、大した被害を受けることなく北朝鮮の核製造能力を破壊することができた。また、その時点でアメリカが北朝鮮を攻撃しても、中国がアメリカに武力で対抗する可能性もなかった。
平和にこだわり争いを嫌い、正当な要求を抑え言いたいことを言わなければ争いを避けられるかというと決してそうではないことは歴史が証明している。