日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

被災地での発電機盗難や詐欺等、進む日本人の質低下

停電が続いている千葉県で、停電している信号機用の発電機の盗難が相次いでいることがわかった。一方で、台風被害の被災地では、悪質商法に関する相談が警察に寄せられている。

 

元々古き良き日本では、災害時に火事場泥棒的な犯罪を犯すことは最低の犯罪として糾弾され、それほど多くなかった。しかし、最近ではこのような火事場泥棒的な犯罪が急増している。

 

災害時に多くのボランティアが無償で被害者を救済する行為が注目され、これは日本人の民度の高さを示すものであるが、その陰で様々な犯罪が多発しており、これもまた現代の日本人の姿でもある。

 

国民の二極分化が進み、貧富の差が拡大している中で、心に余裕のある者はボランティア等で弱者を助ける一方で、貧困で心にも余裕の無い者が犯罪に走る。

 

経済の低迷に加え、不安定な雇用環境、消費税増税等の国民負担増かによる可処分所得の減少等、日本人を取り巻く経済環境は悪化を続けており、今後さらに貧困層の増加が見込まれている。

 

いずれ、日本もアメリカのように犯罪多発国家への道を歩むことになることは否定できない。