日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

デジタル技術だけではなく、バイオ技術でも世界に遅れている日本の現状

コロナ禍が明確にしたのが日本という国の後進性である。日本人は日本は先進国だと思い込んでいたが、今回のコロナ禍でその幻想が打ち砕かれた。

 

デジタル技術での遅れがまず明確になった。欧米先進国だけでなく韓国や中国等のアジア諸国と比べてもその遅れは否定できないことを国民は身をもって知ることになった。

 

金融分野のキャッシュレス化に至っては、後進国と言われる国々より劣っているお粗末さである。

 

今回、さらに明確になったのがバイオ分野の遅れである。アメリカやイギリスは勿論、中国やロシアと比較してもワクチン開発における日本の遅れは明らかである。

 

今のペースでいけば、既に他国のワクチンにより流行が終わったころにやっとウイルスが完成するという事態になりかねない。

 

オリンピックを予定通り行いたいなら、まず国産ワクチン開発に資金を投入すべきであった。それができず外国まかせになったのは、単なる金の問題ではなく日本の技術基盤や国の規制が時代遅れであったことを証明している。

 

潰れかけた遅れた企業の存続の為に無駄な金を使うのではなく、日本の将来と危機管理を見据えた分野に資金を投入し、再び日本の技術を世界の先端レベルまで高めるべきである。

 

机上の空論で日本の医療技術は世界最高レベルだといいはっても、ウイルスも開発できず、病床も不足し満足な治療もできないようでは、ただの戯言にすぎない。