安倍政権が女性活用を唱え、日本でも女性活用というスローガンが一種のブームになっている。2020年における指導的地位に占める女性の割合を30%にするという実現不可能な目標を掲げて以来、外部向けに表面を取り繕うために女性の役員登用等を始めている企業もあるが、女性の人材育成のために従来何もしていなかったので、適切な人材がいないのが実態である。
政府は女性に労働も子育てもと両方を要求し、その為の環境整備をする、と主張しているが、保育園一つをとっても環境整備はすすまず、企業内の受け入れ環境も子供を3人以上気兼ねなく産める企業はごく少数である。
また、実際のところ、企業や経済団体の本音は女性を低賃金労働者として活用したいだけであり、決して幹部として活用することを望んでいるわけではない。
結果的に大部分の女性は低賃金労働者として搾取され、子供を産み育てる余裕がなくなり、必然的に少子