7月1日に記載したとおり東京での1日当たりの新規患者数は1000人を突破した。そこではさらにオリンピック開催中に2000人、終了時点では5000人になる可能性があると示唆したが、現実のものとなりそうである。
その根拠は緊急事態宣言後の人流である。若者を中心に緊急事態に慣れてしまい危機感が薄れており、街中での人流は昼夜を問わず減る気配はない。飲食店はアルコール販売の禁止を無視するところが増えており、路上での飲酒も増加している。
これでは患者数の減少は望めない。さらに輪をかけてリスクを増大させているのが、海外からのオリンピック関係者である。政府はバブル方式で感染を防ぐとしているが、日本人相手でも言うことを聞かせられないのに外国人の行動を縛れるはずもなく、ほとんど効果がないだろう。