日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

オリンピック開催中に2000人という予想は軽く突破、5000人もオリンピック終了を待たず超えるかも

東京でのコロナ新規患者数が714人だった6月30日当時、オリンピック前には1000人、オリンピック中には2000人、オリンピック後には東京での新規患者数は5000人に達すると予想したが、実際はそれを大きく上回りそうである。

 

昨日既に2848人の新規陽性者が発見された。これは予想以上に深刻である。緊急事態宣言後も自粛が行われなかったことから推定すれば、オリンピック中に新規陽性者が5000人を突破する可能性は否定できない。

 

新規陽性者がどんなに増加しても事ここに至ってオリンピックを途中で中止するという選択肢はありえない。最悪のシナリオでは新規陽性者だけでなく入院を必要とするコロナ患者が急増し、オリンピック開催中に医療崩壊が発生することである。

 

はっきり言えば政策が中途半端なのが致命的である。日本の政治は目先の変化に右往左往するばかりで腰が据わっていない。

 

オリンピックをどうしてもやりたかったのなら、批判は承知の上で効果のある国民行動の統制策を実施すべきであった。現在のような中途半端な緊急事態宣言など何の効果も期待できない。

 

また、感染抑制に重点をおくならオリンピックは中止すべきであった。

 

日本の政治はいつもそうだが、あれもこれもと欲張っていくつもの効果を狙った結果、どれも実現できず二兎追う者は一兎も得ずということわざを地でいくばかりである。

 

日本の政治の無能は個々に極まれりであり、そのツケは無能な政治家を選んだ国民が払わざるを得ない。