この原因には政府の腐敗や給与の遅延等で軍の士気が低下してたことがあげられている。この点においては自衛隊がアブガニスタンの二の舞になることはないと思うが、もう一つの要因については日本にも同様のリスクがある。
アフガニスタン軍が最新兵器を持ちながらもタリバンに敗北したのはアメリカ軍の撤退で武器のメンテナンスができなかったことにある。アメリカ軍と共にメンテナンスを担当していたアメリカ企業も撤退したため航空機等のメンテナンスが不可能になり、航空勢力の優位性を活かせなかった。
また、作戦面でもアメリカに依存していたこともあげられている。
また、戦争遂行においてはアメリカ軍の補助勢力としての位置づけに終始しており、単独で戦争できる作戦能力も装備も整っていない。