日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

アフガニスタン軍の瞬壊は自衛隊にとっても他人事ではない

アメリカがアフガニスタンからの撤退を表明した途端にアフガニスタン政府は崩壊してしまった。

 

20年以上のアメリカ介入の中でタリバンよりはるかに高度な兵器を保有していたはずのアフガニカタン政府軍はあっけなく敗北してしまった。

 

この原因には政府の腐敗や給与の遅延等で軍の士気が低下してたことがあげられている。この点においては自衛隊がアブガニスタンの二の舞になることはないと思うが、もう一つの要因については日本にも同様のリスクがある。

 

アフガニスタン軍が最新兵器を持ちながらもタリバンに敗北したのはアメリカ軍の撤退で武器のメンテナンスができなかったことにある。アメリカ軍と共にメンテナンスを担当していたアメリカ企業も撤退したため航空機等のメンテナンスが不可能になり、航空勢力の優位性を活かせなかった。

 

また、作戦面でもアメリカに依存していたこともあげられている。

 

この二つの点では自衛隊も同様である。アメリカから購入した最新兵器は重要部分はブラックボックス化されており、日本では完全には修理できない。

 

また、戦争遂行においてはアメリカ軍の補助勢力としての位置づけに終始しており、単独で戦争できる作戦能力も装備も整っていない。

 

台湾有事で戦争状態となれば日本が巻き込まれることは避けられない。現在のアジアでの米中軍事力を比較すればアメリカがは負ける可能性はゼロではない。その結果アメリカ軍が戦場を東アジアから太平洋にうつした場合、自衛隊単独では日本を守ることはできず、簡単に降伏に追い込まれることは避けられそうもない。