日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

コロナで一つだけよかったことは、国民が日本のダメさを再認識できたこと

コロナで日本は社会的にも経済的にも大きなダメージを被った。しかし、今回のコロナ禍にも一つだけいいことがあった。

 

国民を繁栄している日本という幻想から目覚めさせたことである。既に日本が衰退の道を歩みはじめてから30年以上も経過しているが、コロナ前は依然として80年代や90年代と同様の繁栄を維持できていると多くの国民は思っていた。

 

ところが今回のコロナへの対応の中で、日本ではワクチンも製造できず外国に頼らざるをえないこと、デジタル化ではいままで見下してきたアジアの開発途上国より劣っていること、多くの先端分野で日本が先進国でないことが誰の目にも明らかになった。

 

多くの国民が何とかしないとと考えるに至った。これは日本にとってはいいことである。惰眠にふけっていた日本国民がようやく危機に目覚めたのである。

 

これで積極的な改革が行われるようになれば禍転じて福になるである。もしこれでも何もしないとすれば、いずれ日本という国は地上から消滅するだろう。