日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

自民党は30年間の日本衰退の責任を総括せよ

日本が衰退し、世界の先進国としての地位もアジアのリーダーとしての地位を失ったことは、今では誰の目にも明らかになった。

 

賃金では韓国に抜かれ、一人当たりGDPでもぬかれつつある。管理職の賃金ではタイにも負けている状況である。

 

先端分野である半導体では韓国や台湾に技術的に負けてしまった。世界で勝負できているのはかろうじて自動車ぐらいである。

 

コロナワクチンも作れないし国産ジェット旅客機計画も挫折した。社会のデジタル化では後進国と呼ばれる多くの国にも劣っている。

 

これをもたらしたのは30年に及ぶ自民党政権である。民主党政権もあったがその期間は短く、日本の衰退の最大の原因は自民党の政策失敗にある。

 

安倍元総理は民主党時代をよく皮肉っていたが、それ以前の自民党政権の弊害は民主党政権の失敗よりはるかに大きかったことは否定できない。

 

岸田政権が日本を復活させようとするならば、最初にすべきことは30年間の自民党政権の失敗を総括するこどある。その反省が真摯にできて初めて日本経済復活の絵を描くことができる。

 

それをあいまいにしていては、同じ失敗を繰り返し日本はますます衰退していく。