学校の教師に保育園の園長、教育委員会と教育者によるいじめの放置や不祥事隠しが後をたたない。本来であれば教育者と言われる人々は正しいことを追求し不祥事があればそれに正面から対応し正直に公表することを期待されているのだが、現実はその逆である。
学校では教師から校長に至るまでいじめの事実を隠し教育委員会もそれに同調する事例が後をたたない。保育園では園長が虐待行為に関する内部通報を受けながら市や警察に通報しない。
これは何故か、教育者という者は間違いを犯さないという幻想に彼ら自身が毒されているからである。いじめや不祥事等の間違いが表ざたになることで責任を追及されマスコミから叩かれることで教育者としてのメンツを失うことを恐れるあまり、可能な限り穏便に処理しようとする。
教育に関わる人々には自分のメンツよりまず子供たちのことを考えてほしいものである。