この世の中で最も信用できないものは何かと考えた時、間違いなく最も信用できないのは「政府の約束である」と断言できる。
民間での約束違反は裁判等で是正できるが、政府の約束違反は財政難を口実に正当化されてしまう。
政府の最も大きな約束違反は年金制度に関するものである。強制的に加入させられるものであるにもかかわらず、国民が40年近い義務を果たした後に一方的に約束を反故にし改悪を続けている。
40年以上義務を果たした国民に対し、当初の約束を果たすのは政府の責任である。支払う時点で財源が不足する、というのも政府の責任であり、こつこつと年金を支払い続けてきた国民には何の責任もない。
それを財源がないという理由で一方的に改悪を続ける政府の行動には何の正当性も弁解の余地もない。政府は一方的に支給開始年齢を引き上げ、マクロ経済スライドという詐欺的手法を用いて約束した額を支払わない。
さらに、一定以上の所得のある層に対しては年金を減額しようとしている。一定以上の所得があり、より多くの税金を納めている者に対し、年金の税金部分の支給を減らすというものである。
国民の政府に対する信頼は無いに等しいが、大人しい日本人は目だった反政府行動はとっていない。しかし、国民を裏切り続ける国家はいずれ大きなしっぺ返しをくらうことは間違いないだろう。