日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

人生がよかったか否かは9割がた人生の終盤で決定するが、この国では多くは不幸の中で死ぬことになる

人生は長く、その中には良いときもあれば悪いときもあるのが普通である。しかし、最終的に人生がよかったか悪かったかを決定するのは、死ぬ前にどんなふうに生きているかではないだうか。

 

若いときに大成功をおさめ好きなことや贅沢を尽くし、妻やたくさんの友人に囲まれた人生を送っていても、その後すべてを失い孤独なホームレスとなり、貧困の中で孤独な死を迎える時、彼は死ぬ瞬間に幸せな人生だったと思うことができるだろうか。過去の栄光を思い浮かべたとしても、幸せな人生とは思えないだろう。

 

人生の終末はその人の人生の総決算であり、よく生きたか否かを決定するものである。しかし、今この国は満足できる老後をおくることを許さない。

 

どんなに高収入を得ていても老後生活の糧となる厚生年金額は微々たる金額に抑えられている。最高額でも月30万円、平均的には月15万円前後にすぎない。

 

年収2000万円あっても定年後の年金生活では年収360万円で生活しなくてはならない。現役時代に余程貯蓄していないと生活は維持できない。

 

平均600万円程度だと月15万円から17万円程度の厚生年金しか得られず、貯蓄がなければ高卒1年目と同じ程度の金額で生活せざるを得ず、大幅に生活水準を落とす必要がある。

 

この金額から介護保険や国民健保で3万円程度を引かれた月12万円程度でひと月を過ごせというのが政府の政策である。

 

政府はさらに高齢者の社会保険負担や医療費の自己負担を増やし、年金額はマクロ経済スライドで物価上昇以下に抑え、現役世代が高齢者になるころにはさらなる貧困化がすすむだろう。自助努力で投資して利益がでればさらに社会保険負担や医療費の自己負担が増えて生活はよくならない。

 

定年までに持ち家にして住宅ローンを完済していないと現在でも年金だけで普通の生活をするのは不可能である。賃貸に住む者や住宅ローンを残す者は年金生活に入った時点で人生は既に詰んでいる。

 

人生に満足して死ぬことはできないただろう。日本人のほとんどに不幸や不満の中で死ぬことを強いるこの国に明るい未来は期待できない。

 

根本的な革命が今必要とされている。