日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

後20年で日本社会は崩壊する

1970年~1982年、または1984年までに生まれた2021年現在37歳~51歳の年齢の人たちは氷河期世代またはロストジェネレーション世代と呼ばれている。

 

彼らの世代は少なからぬ割合で正社員での就職ができず、やむを得ずに派遣社員やフリーターといった非正規社員で社会に出るようになっている。

 

彼らの収入は少なく安定していない為、結婚していない者も多い。後20年も経過し彼らの多くが年金生活者となった時点では、多くの者が年金では生活できず生活保護に頼らざるをえないと考えられている。

 

中でも未婚の単身女性の貧困問題は深刻である。未婚や離別の女性の高齢者の場合は死別の場合にもらえる遺族年金がないため、日々の生活ができないほどの貧困に陥る可能性は高い。

 

しかし、現状でも財源難がさけばれている日本で大量に発生する貧困者に生活保護を適用する余力はない。このまま低賃金の非正規労働者に依存し、少子化解消ができず、高齢者の戦力化もせず、無策に終始すれば、日本は街中に餓死者や高齢浮浪者があふれる無秩序国家に陥ることは避けられない。