日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

日本の将来

日本ファーストによる国内製造業維持は、来たるべき円暴落への最大の防御

トランプ大統領の就任以降円高方向に動き始めているが、実際のところ日本の政策当局者が恐れているのは円高よりも将来の円暴落である。 高齢化による社会保障費の増加、少子化による人口減に伴う経済の低迷、これに伴う赤字財政の増加による国の負債の更なる…

生活保護制度を労働義務付にすることが急務

生活保護関連費用が急増している。自治体によっては生活保護費が10年で5倍以上にまで膨らんでいる。増加額で見ると、最も増えているのは大阪市で、2002年から2014年までの間に1,094億4,791万円も増えている。 しかし、現在の増加額は兆しにすぎない。政府の…

年収に比例し極端に変動する既婚率、非正規労働の拡大が日本を滅ぼす。

小泉、竹中という二人の戦犯が非正規労働の範囲を拡大して以来、ロクに将来予想もできない為低賃金でいつでも解雇できる労働力を求めていた、無能な企業経営者のニーズと合致し被正規労働者は急拡大した。 現在では非正規労働者の数は2000万人に達し労働者の…

今、財政健全化を主張することの無意味さ

日本は少子化の長期化により超高齢社会の到来といえ未曽有の危機に直面している。しかし、その進行は数年単位ではなく数十年単位と緩やかであり、すぐには脅威が現実生活に表れてこない為、直ちに行動するという切迫感が政府にも国民にも乏しい。 既に対策を…

今の延長線上の政策を続けていても日本の問題は何も解決しない。

ロシアとの外交問題や中国の脅威、韓国の混乱等に目を奪われ、国内の大問題に目を瞑り日々の生活をおくっているが、日本は破滅に向かって刻一刻と近づいていることを忘れてはいけない。このままいくと2060年には4人に一人が65歳以上となるが、その半分が生活…

老後生活と死に方は人生の総決算、老後が悲惨では日本は衰退する。

現在まだ日本人の平均寿命は延びつづけており、2015年時点で男性が80.79歳、女性が87.05歳となっている。 平均的な日本人サラリーマンの人生を大きく分けると大学卒業までの22年間が子供の時代、22歳で仕事に就き65歳で定年する迄の43年間が現役時代、男性だ…

年金改悪によりもたらされる、40代以下の世代の悲惨な老後生活試算

今日はいよいよ年金改悪法案が決定されそうである。日本国と日本人の未来に決定的な悪影響を与える改悪であるが、マスコミも国民もそれほど深刻に受け止めておらず、目立った反対運動もおきていない。しかし、この改悪が実施された後の老後生活がどうなるか…

戦後日本の三つの大失敗、中国、バブル、年金改悪

第二次世界大戦での敗北により廃墟となった日本は、国民の血と汗のにじむ努力により復興し世界第二の経済大国まで発展した。しかし、その後の三つの大きな失敗により再び廃墟への没落の道を歩み始めた。 戦後日本の最大の失敗は中国政策である。日本は官民を…

若い内は日々あくせくし、年を取れば餓死を招くアリギリス社会で生き抜くには何をすべきか

安倍政権が着々と日本をアリギリス社会に変えつつある。年金改悪で老後収入を削減すると同時に、介護保険の自己負担を3割に引き上げ、高額医療費の自己負担の上限を引き上げる等国民負担を増やし、老後には生き抜くことが困難な環境を整備しつつある。 現在…

アリの国からアリギリス(若い時はアリ老いてはキリギリス)の国に変貌しつつある日本国

夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとするが、アリは「夏には歌っていたんだから…

景気拡大を目標としながら、デフレを拡大しバカな若者を将来的にホームレス化する年金改悪法案を強行採決する安倍の経済センスのなさ

安倍政権が衆院厚生労働委員会で公的年金改革法案、いわゆる“年金カット法案”を強行採決した。これは日本人の老後そのものを破壊する悪法である。ニュース等では、物価と賃金で下落幅がより大きいほうに合わせて年金も減額するということばかりが報道されて…

無能な野党と無関心な国民が安倍の独走を招き、日本の未来と子孫に塗炭の苦しみをもたらすことになる。

秘密保護法、安保関連法案、年金改悪と国とその子供たちに大きな悪影響を与えるであろう法案が次々と可決されている。(年金改悪法案はまだだが多分可決されるだろう) しかし、これほど重要な法案でありながら、国民的な議論を招き騒ぎになるということはない…

未来を託すべき子供を持たない安倍がもたらした将来の日本を崩壊させる三つの危険な自己満足政策

安部政権が年金改悪に力を入れている。これが成立すれば過去の二つの大きな間違いと併せて日本の将来を暗黒にするのに十分である。2014年12月10日に施行した秘密保護法は、官僚が官僚だけの判断で国民に秘密にする事項を決定できる悪法で、これがあれば官僚…

政府紙幣の発行は日本を立て直す有力な手段の一つである。

日本では国民の高齢化やインフラの老朽化、軍備の増強、原子炉事故の後始末等々、政府のやるべき過大は山積みだが、財政悪化と経済の低迷で財源不足が深刻化している。 これに対する解決策の一つとしてヘリコプターマネーが提唱されている。無利子の永久国債…

国民の老齢化とインフラの老朽化に対応できないと日本に未来はない。

日本の社会と国家は現在未曽有の慢性的な病に直面している。それは国民の老齢化とインフラの老朽化である。この問題と比べれば、尖閣列島をめぐる中国との対立など些細な問題にすぎない。 現在、日本国民の平均年齢は46歳を超えており、2030年には51歳を超え…