日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

世界に大きく後れをとる日本の雇用システム

日本企業では昨今、新卒一括採用を中心とするメンバーシップ型雇用から、職務内容に基づいて人材を採用するジョブ型雇用への移行が進んでいる。

 

しかし海外ではスキルベース雇用という新しい手法が注目を集め、大企業を中心に導入が進んでいる。

スキルベース雇用はスキルに基づいて人材を雇う手法で、例えば、企業がデジタル関連のプロジェクトを立ち上げる場合、人材が持つスキルをAIで可視化するスキル・テックを用いて具体的にどんなスキルを持つ人材が必要か、該当人材がいるかを判断し、リスキリングで社員に習得してもらうべきスキルや、どんなスキルを持つ人材を新規採用すべきかを把握する。


スキルベース雇用のメリットとしては、学歴や性別、人種、年齢などに関係なく、高いスキルを持つ人材が正当に評価・雇用されることがあげられる。


少子高齢化で人手不足が進んでいる日本においては、能力ある元気な高齢者の有効活用が不可欠であり、彼らをリスキリングすることによって、人手不足を解決でき、日本のGDP引き上げにも繋がる。スキルベース雇用の普及に努めるべきだろう。