日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

自民党政権が始めた非正規労働が、中流生活を約束されていた若者に貧困生活を強いることになった。

テレビ等で選挙に行くか、行かないかという街頭調査を時々やっている。その時、誰に投票しても変わらないから、と言って投票に行かないことを自慢げにしゃべっている者がいる。

 

本当に能天気でバカだなあ、こういう人間は人生でカモにされつづけるのだろうと憐みを覚える。

 

時の政府の政策一つで国民生活も日本の未来も大きな影響を受けるのである。

 

例えば、自民党政権がバブル発生後のバブル潰しに失敗した結果、日本経済は20年以上停滞することになり、世界第二の経済大国であった日本経済は今や見る影もない。

 

その後、アメリカや中国がうまくバブル処理をしたことを見れば、日本のバブル処理が如何にお粗末であったかよくわかる。

 

また、自民党政権が積極的に進めた労働者の非正規化が日本社会を大きく変化させた。

 

それ以前は学校を卒業して就職できれば、大企業への就職でなくても真面目に働けば中流生活は約束されていた。

 

しかし、自民党に労働の自由化という名目で進められた非正規化が、結果的に企業の低賃金政策に利用され正規職員の求人が減少し、多くの者が低賃金の非正規職にしか就くことができず、一生懸命働いても余裕のある生活ができず、病気をすれば直ちに貧困に追い込まれるような不安定な生活をおくらざるをえなくなった。

 

これは日本社会の大きな変化である。

 

今回の選挙でも、自民党を選択することで大きな社会的変化が見込まれている。

 

消費税増税や毎年の年金減額の恒久化、健康保険負担の増加、最大医療費の制限等々、自民党が考えている国民負担増加政策が実行にうつされる可能性は高く、今後は定年後破綻しないためには最低でも4000万円の預金が必要となるかもしれない。

 

また、徴兵制の可能性も増加している。

 

自分の一票が自分の未来に大きく影響することは、若者であればあるほど意識すべきである。