日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

地震が多発しているにもかかわらず、東京一極集中に何の手もうたない日本という無責任国家

東北大震災以来、日本は地震の多発期に突入し、日本各地で大きな地震が発生している。東京でも何時大地震が発生してもおかしくない状況にある。

 

しかし、東京一極集中の問題点が指摘されて久しいが、是正されるどころかますます一極集中が進んでいるのが現実である。

 

この点は少子高齢化が日本社会に致命的な悪影響を与えることが分かっているのに、本気で対策が獲られていないのと同様である。

 

東北大震災で日本は大きなダメージを受けたが、日本経済は比較的順調である。しかし、東北地方はまだ立ち直っていない。

 

現状の東京一極集中が是正されないまま東京大震災が発生すれば、日本経済はどうなるだろうか。

 

名目GDPで3割を占める東京圏が致命的なダメージを受けた場合、8%程度の東北圏とは比較にならない影響を日本全体に与えることになる。

 

さらに、政治経済の中核機能が東京だけに集中しており、代替がきかない状況にある。

 

最近、関東地方に地震が多く、東京直下型地震の発生確率が高い現状を考えれば、今こそ本気で東京一極集中の是正を準備しておかないと、日本沈没ということが現実のものになりかねない。

 

何の手もうたず運任せにするというのは、国家としての責任放棄である。