米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、トランプ前米大統領がウクライナに南部クリミア半島や東部ドンバス地方の国境地帯をロシアに割譲するよう圧力をかけることで終戦に持ち込めると周囲に語ったと報じた。
トランプ氏は11月の大統領選で返り咲けばロシアの侵攻を終わらせることができると豪語しているが、今回初めて具体策が提示されたが、愚策そのものである。
しかし、それはロシアの侵攻を終わらせることにはならず、プーチン大統領の武力侵攻にお墨付きを与えることに他ならない。