日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

日本ではもっと依怙贔屓が必要、国内雇用の多い会社、結婚し子供を育てる者は依怙贔屓されるべき

とかく依怙贔屓は嫌われる。今回の加計学園問題でも安倍総理が友達を依怙贔屓したのではないか、という疑惑が騒動をもたらしている。

 

しかし、平等に扱うことが常に社会にとって最善とは限らない。加計学園問題において別に安倍首相を擁護するつもりはないが、日本にはもっと依怙贔屓した方が良いケースがある。

 

一つは国内での雇用が多い企業である。どんなに収益が伸びても海外生産や現地販売の増加では日本経済や社会への恩恵は少ない。

 

国内投資を増やし、国内生産や販売比率を増加させている企業は、そうでない企業よりはるかに貢献度が高く依怙贔屓される価値がある。

 

二つ目は結婚し子育する者である。少子化による人口減が国の存亡を左右するほど大問題となっている日本では、独身者より結婚した者、子供の無い者より子育てしている者を優遇するのは当然の措置である。

 

日本経済だけでなく、社会を健全に維持するには子供の増加が必要である。保育園等を拡充し共稼ぎ家庭を助けるというような効果の少ない方法ではなく、結婚し子育てすれば働かなくても十分生活できるほど、手当面でも税制面でも社会保障負担という面でも依怙贔屓して優遇すべきである。

 

実際のところ、ミサイル攻撃に対し何の役にも立たない自衛隊に費やす費用よりは、子供を増やす費用の方がより重要度は高い。

 

働くより、子供を産んで育てた方が得だ、と実感できるぐらい子供を多く育てる者を優遇すべきである。労働力不足は元気な高齢者の有効活用で当面カバーが可能である。