日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

国民年金にしか加入できていない非正規労働者諸君、このままでは君達を待つのは餓死による孤独死

現時点で40代の現役世代にとっては厚生年金を受け取っても老後生活が苦しくなることを示したが、国民年金しか受給できない者にとっては老後生活はほとんど不可能になるだろう。

 

元々国民年金制度は定年が無く元気ならば何歳まででも現役で働くことのできる自営業者を前提として成立しており、最初から国民年金だけで生活するようにはなっていない。

 

しかし、現在では多くの非正規労働者が厚生年金に加入できず国民年金にだけ加入している。現在でも国民年金は満額で月64816円(令和4年度、前年度から259円減額)にしかならない。

 

非正規労働者は残念ながら年を重ねれば重ねるほど職を得ることが難しくなる。65歳になれば収入の良い仕事をえることは難しく、少ない国民年金で何とか生き抜くしかなくなる。

 

非正規だと家を買うことは難しく賃貸に住む者が多いが、国民年金だけで家賃を支払い生活することはほぼ不可能である。さらに家主は単身の高齢者に家を貸すことを嫌うので65歳をすぎると家を見つけることも難しくなる。

 

生活保護受給者は一種の特権階級なので、貧困になったからと生活保護を得られる可能性は少なく、待っているのはお金が無くなった後の餓死による孤独死である。

 

40代で未だに非正規で働いている諸君はできるだけ早く今の境遇を脱する必要がある。正社員を目指すかそれが無理なら定年のない自営業者を目指すべきである。

 

最近ではネットを活用した自営業の範囲が広がっており、知恵を絞れば自営業者として生活するのは昔ほど難しくない。

 

今の非正規労働を継続すれば待っているのは老後の餓死による孤独死しかないのだから、今のうちに手をうつべきである。