防衛費を増額する為の防衛財源法案が自公の賛成で衆議院を通過した。防衛費の増額は43兆円と言われているが、実際には60兆円を超えると見られている。その財源についてはあいまいだが、最終的には国民負担につながることは間違いない。
日本が防衛費を60兆円増額したとしても、核兵器を保有しないなら北朝鮮や中国、ロシアにとっては脅威となりえない。防衛費の増額は費用対効果で見れば大きなマイナスであり、その財源として国民負担を増やし経済を低迷させるなら、再び日本を停滞させる原因となりうる。
その方が将来的な日本の安全保障にとっては大きなプラスである。