またドイツやフランス等にもえん戦気分が蔓延しウクライナへの支援縮小の動きがみられる。戦争が長期化しウクライナへの支援額が多額になるにつれ、各国ではウクライナが犠牲を被る形でも早期終結させたいと考える者が増え始めている。
しかし、歴史を教訓とすればこれは大きな大戦をもたらす危険性を秘めている。第二次大戦前ヒトラーはオーストリアの併合、チェコスロバキアの解体を行ったが、ヨーロッパの主要国はドイツの要求に対し限定的な譲歩をすることで、ヨーロッパの平和を維持しようとした。
ウクライナをナチスと批判しているが、プーチンこそヒトラーのやり方を踏襲している。このままウクライナの領土侵略を成功に終わらせれば、これに味を占めたプーチンは必ず次の侵略を開始し第三次世界大戦は避けられないだろう。
民主主義国家は何としてもプーチンの侵略を失敗に終わらせなけければならない。