日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

山本太郎は処理水の海上放棄を批判するなら、別の処理方法を提案すべきである。

れいわ新選組山本太郎代表は6日、国会内で開かれた参議院東日本大震災復興特別委員会で質問に立ち処理水の海上放出を批判した。

 

自称知識人ほはじめ政府を批判する勢力は処理水の海上放出に反対する者が多い。誰でも放射能を含んでいるかもしれない処理水を海に放出するのことには懸念を抱かざるをえない。放出するかしないかといえば放出しない方がいいに決まっている。

 

しかし、現実を見ることは理想論を唱えることよりもはるかに重要である。日々処理水は増え続け処理水タンクは増加している。これを何時までも放置できないことは誰の目にも明らかである。

 

再び大地震でも発生し処理水タンクが破損するようなことがあれば、地上は処理水であふれることになりその被害は計り知れない。テロで処理水タンクに爆薬をしかけタンクを破壊されても大きな被害がでる。

 

いずれにせよタンクに処理水を貯める方法は限界に近づきつつある。処理水の発生を抑える根本的な対策をとることが政府のすべきことであることは言うまでもない。

 

しかし、山本太郎もそうだが、処理水の海上放棄に反対するなら別の処理水の処理方法を提案しなくてはならない。

 

それもできないのにむやみに反対するのは無責任である。少なくとも中国等を除く多くの国が処理水の海上放棄の安全性を認めている現在、合理的な対案もないのに処理水の海上放棄を批判する勢力は無責任と言わざるをえない。