日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

危険な隣国中国の愛国教育

中国は来年1月1日に愛国主義教育法を施行する。中国当局は学校教育の全プロセスで愛国主義を徹底すると強調。一党支配の正統性に疑念を抱かせないよう、思想面で国民の引き締めを図る狙いがあるとみられる。

 

今回の法律ではさらに、中国が目指す台湾統一の意義について神聖な責務と強調。学校に限らず企業や自治組織、宗教団体、博物館、美術館など社会全体で教育を展開するよう求めている。愛国と愛党を堅持すると掲げている。

 

台湾統一を巡っては日米との対立が激化する可能性は否定できない。また、日本に関連しては抗日戦争勝利記念日などに地元政府などが記念活動を行うよう定めており、再び反日政策に舵をきる可能性は高い。

 

中国では1989年の天安門事件後に発足した江沢民指導部で愛国主義教育が強化され、国民のナショナリズムを鼓舞するため抗日戦争での勝利が強調され、反日キャンペーンが実施された過去がある。今回も中国経済不振に対する国民の不満を外にむける材料して反日カードがきられる可能性は高い。

 

学校教育から企業内教育に及ぶ愛国教育=反日教育の拡大は将来にわたって中国が日本の脅威として存在し続けることを意味する。

 

日本国民特に経団連に代表される企業団体は、中国を利することは日本の危機に直結することを理解すべきであり、中国経済の衰退こそが日本の利益につながることを理解すべきであり、対中国の企業活動は利益をとっても技術や設備を与えないということを徹底すべきである。