日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

震災からの復興でもコロナ克服でもなく日本衰退を世界に露にする東京五輪

後数日でオリンピックが開催するが、今のところ国内での盛り上がりは見られない。アメリカでも開催前から東京オリンピックは失敗だと論評されるに至っている。熱気は不満、無関心、ついには敵意に変わった、と論じられ、敗戦からの復興を象徴した1964年の東京五輪と異なり、国家の誇りや経済効果は期待できないとも指摘され、世界に対する歓迎を示すはずだった「おもてなし」の心は「偏狭で内向きな外国人への警戒」に変化したと分析している。

 

震災からの復興にはほど遠く、コロナも克服できず、国際的なおもてなしを示すはずが、外国人に様々な制約を課すことで海外からの好印象も期待できない。

 

無観客になったことで、国民の熱狂も期待薄で現在のところオリンピックを見る目は極めて冷ややかである。

 

コロナ禍の中でデジタル化の遅れ、ワクチン行政の不備、病室や接種体制の不備、緊急事態に無策な日本の政府の無能ぶりが世界に露になった。

 

オリンピック開催で日本人の金メダルラッシュがおこり、国民の熱狂が発生することが政府の唯一の希望であるが、これがなければ日本の衰退は恒久的に世界に印象付けられるだろう