日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

共産党は中国や北朝鮮の脅威に対して安全保障に関する方針明確にする必要がある

次の衆議院選挙で共産党議席を増やすと予想されている。しかし、共産党は日本の安全保障についてどう考えているのか、明確な意見を述べていない。

 

中国や北朝鮮の脅威が増加する中で日本はどう対処すべきか、という点に関し共産党の主張は極めて現実性に乏しい。

 

中国や北朝鮮の脅威に対しても、「中国は国際法を守れ」という国際世論を高め、外交的に包囲することだけを主張しており、日米安保条約や日本の防衛力強化については否定的である。

 

しかし、子供でもわかることだが、今の国連や国際世論に中国を押しとどめる力はなく、この意味で共産党は日本の安全保障について何ら具体的な政策をもっていないに等しい。

 

私が学生だった頃、共産党の方針は明確であった。日米安保条約を破棄し、憲法9条を否定し、自主独立
の防衛軍を保有するものであった。

 

今では共産党は護憲政党に様変わりした。その結果自主独立の為の軍隊を保有するという主張は聞かれなくなった。一方で日米安保条約については今でも否定的である。

 

共産党は中国の脅威をどう捉え、それに対抗して日米安保条約抜きでどう国をどう守るのか、国民に説得力ある説明をすべきである。国際世論で中国の脅威を抑えるという理論では国民の大部分は納得しない。

 

この分野で国民を納得させるプランを提示できない限り共産党は野党のおまけに留まらざるを得ない。