日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

族議員を大臣に起用する岸田内閣の姿が本来の自民党政治

竹中平蔵氏が18日放送のそこまで言って委員会で岸田内閣の陣容とマスコミの忖度を批判した。

 

今の農水大臣、どういう方かご存じですか? 農協出身者ですよ。今の厚生労働副大臣は元の医師会副会長ですよ。今の総務副大臣は元の全特代表(全国郵便局長会の会長)ですよと説明。その上で「こんな族議員の人がそのまま大臣になってる内閣って初めてだと思いますが、そのことをどの新聞も書いてない」と不満をあらわにした。

 

確かに自民と関係の深い既得権団体の出身者が直接大臣や副大臣に就任することは過去にはなかったかもしれない。

 

しかし、族議員がそれぞれ自民党内の部会に所属し既得権団体の利益を図っていた点に関しては何の違いもない。

 

元々自民党政治は様々な既存の団体から選挙や資金面で支援を受け、その見返りに既存団体の既得権を維持し守るというものであった。

 

そこには一般国民の利益は目に入っていない。既得権団体の利益を守る自民党政治を継続していく限り、日本の産業は世界に遅れをとり、国民は豊にならない。