日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

自民党政治の本質は業界団体からの選挙支援の見返りとして、団体の利益に沿う政治を行うこと

自民党の政治の本質はも昔も同じである。様々な業界団体から選挙時に支援を受け、当選すればその見返りに支援を受けた業界団体の利益になる政治を行う。

 

建設業界から様々な選挙支援を受け、その見返りとして公共工事を乱発するなどはその典型である。自民党の選挙では地域の建設会社から社員が動員され、演説会に参加するだけではなく、電話や訪問等で選挙運動をしているのはよくあることである。

 

何の見返りもなければ、如何に社長がその議員を支援していたとしても、給料を支払っている社員を選挙応援に動員することはない。十分な見返りが期待できるからコストをかけて応援するのである。

 

医師会や薬剤師会も熱心に自民党議員を応援している。その結果が国民にとっては不便で不合理に思える各種規制である。

 

農協も熱心な自民党の支援団体であり、その結果が高齢化で滅びつつあるにもかかわらず、厳密に課されている農業への参入障壁である。

 

タクシー業界も熱心な支持者であり、その結果時代に合わない運賃規制が実施され、古い体質のタクシー業界が何の改革もしなくても存続できるようにされている。

 

統一教会があれほど熱心に自民党を支援していれば当然見返りを得たはずである。宗教団体が見返りを得るとすれば内容は教義に関するものである。

 

現在社会の常識と比較して違和感のある家族重視やジェンダー平等への反発などの自民党政策は旧統一教会の影響を受けたと考えれば納得がいく。