あまり可愛くて おこせなかったの
いい天気よ ちがうわ今日は 日曜じゃないわ ホラ
トーストが焼けた コーヒーには? ミルク?
まだねぼけてる? そうね まぶしいわね
レースのカーテン ひきましょうか あなた
なんだか不思議よ 照れちゃうわ だって涙がでそう
幸せすぎるの くりかえす朝なのに、例えば今迄の恋みたいに
いつか消えてしまったら…ううん考えない だって今が
全てだもの…バカね…。
キラキラした朝日の中 食事してる顔をね 見てると
こんなこと思うの…笑わないでね
もしもあなたが ------ そうよ、あなたが…
何をしても ------ そうよ、私によ…
きっと許しちゃう 例え裏切られても
ありのままを そのまま悪いトコロも
いいトコロと同じくらい 受けいれたいの
でも もし二人が 別れることがあるとして そしたら
想い出さないわ 多分あなたのこと…ひどいねって?いいえそうじゃないわ
だって想い出す為には、一度忘れなきゃ、ね?
れることないんだもの 私…。
今 満たされてる それで十分だわ そうでしょう?
食事がすんだら 仕事に行かなきゃ 遅れちゃダメよ
早く帰ってきてね 気をつけてね…
…うん、まってるから。
あなたは 何んにもわかっていない
列車過ぎて 今 遮断機あがる
激しい雨降る 踏み切りはさみ
もう そこには 気配すらも消えてた
何もかも話すのが いいとは限らない
憎むのは耐えられない 言葉では言えない理由が
あるのも二人知ってた 誰のせいでもないね
涙がこぼれて 唇震えた後で
さようならと さようならと 言わせて
踏み切りはさんで 見つめあったね
目が悪くて あなたの顔ぼやける
どうして私は 笑っているの?
これきりもう 逢わないこと知ってて
いつの日か お互いにわかりあう日が来る
皆 歴史繰り返すと 誰もそう教えるけれど
二人には二人だけよ 今はわかりたくない
静かな 終りの時間に 抱きしめられる
ごめんなさい 愛してます 今でも
何もかも話すのが いいとは限らない
憎むのは耐えられない 言葉では言えない理由が
あるのも二人知ってた 誰のせいでもないね
身体が凍えて 全てが遠のいたなら
さようならと さようならと 言わせて
尾崎豊との恋は尾崎と斉藤の両者に新しい創造をもたらした。結局二人が別れたのは尾崎が斉藤のことを考えた結果だと推測できる。
これは私見だが、尾崎の死の遠因は斉藤との別れにあり、斉藤と川崎の不倫は尾崎との別れの傷を癒すための刹那的行動にすぎず、尾崎との恋と同列に並べられるものではない。
川崎との不倫と別れは斉藤に何の詩も創造させていない。敬虔なモルモン教徒の夫との半ば周囲に強制された結婚の中に安息を見出すことができ、傷ついた斉藤由貴はようやく安息の地を見つけることができてたのだろう。
斉藤由貴は情熱的な女性だが、その原動力は尾崎豊との同志という言葉に省庁されるように、肉体ではなく精神である。彼女にとっては肉体関係だけの不倫は考えにくい。不倫相手とされる医師が普通の平凡な家庭生活をおくっている一般人とすれば、例え尊敬し週に4回あったとしても、不倫関係には至らないのではないだろうか。