岸田総理は毎年2000億円もの支援をフィリピンに行う予定であることを表明した。日本の政治家は国内で不人気になると海外に金をバラマキ成果があったと自画自賛することが多いが岸田首相もその例外ではないらしい。
自国民を軽視し海外に金をバラマキ海外での自分の評価を上げようとする行為は実に見苦しい。
前に書いたが、岸田政権は出産一時金を50万円に増やす財源として後期高齢者の保険金負担を増加させようとしている。年金収入157万円以上だと保険料負担が増加するのである。
初任給が240万円から300万円の時代に157万円という年金収入に保険料の増額を負担する余力などない。高齢者もカスミを食っては生きていけないのである。
この資金が約266億円である。フィリピン以外に多くの国に巨額の資金をバラまいているが、わずか266億円を減らすだけで少ない年金で物価上昇に苦しむ高齢者への負担をなくすことができる。
日本の個人消費の3割は高齢者によるものであり、いくら賃金を上げても高齢者が消費を抑えれば経済回復に繋がらないことからも、海外に無駄な金をバラまかず国民の為に使うべきである。