日本の未来を考える時、人口減が当然の前提とされている。そこから出てくる未来は暗いものであり、決して希望の持てるものではない。
日本の明るい未来のためには人口を減らさない、むしろ増やすことが絶対に必要なのである。今政治家がすべきことは、人口増のために手をうつことである。
結婚するかしないか、子供を産むか産まないかは個人の自由である。しかし、国家にとっては子供は絶対に必要である。とすれば、子供のいる家庭とそうでない家庭で大幅に格差をつける等の政策を実行すべきである。
今の日本にとっては、軍事予算に金をかける以上に人口を増やす政策に金をかける方が重要である。中国は脅威かもしれないが、アメリカが覇権国家としての地位を諦めない限り、中国による日本侵略はアメリカとの対立を覚悟しない限りありえない。その意味で防衛費にかける金があれば日本にとってより大きな脅威である少子化対策にもっと金をかけるべきである。
独身者や子供のいない家庭は増税し、子供のいる家庭は大幅に減税する。子供の数が増えるにつれて多額の手当を支給する等の差別的政策を強化し、国民が子供を産み育てた方が有利であることを徹底的に示すべきである。
人口減の暗い未来を杞憂する時間があれば、前例や平等・公平に囚われず人口を増やすための政策を考えるべきである。