日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

自民党政治では政策は有力政治家とパイプを持つ業界の陳情で決まる。

日本の政治には様々な問題点があるが、最大の欠点の一つは政策に整合性が無いことである。確固たる長期・短期の政策目標があり、その実現のために一貫した政策をとっているようには思えない。

 

国民世論を反映しているとは思えない政策が突然でてきたと思えば、明らかにそれとは矛盾するような政策が同時に実行されたりする。

 

この理由は簡単である。元々自民党政治の特徴は、業界や圧力団体が親しい有力議員に働きかけ自分たちに有利な政策を実現してきた。

 

その結果、政策に一貫性が無く、非効率な業界や団体に多額の予算が費やされ、既得権を脅かすような新しい事業は様々な規制によって抑えられてきた。

 

その結果、日本は今や先進国から滑り落ちてしまった。最新技術の活用という点で中国や韓国にさえも遅れをとり、社会に様々な問題を抱える今、業界や圧力団体の利益に合致する政策を実施する余裕はない。

 

日本にとって何が必要かを真剣に考え、長期的に一貫した政策を実行できる政党が表れることを望みたい。