日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

日本の政治システム

日本が非常事態に対応できない訳

欧米先進国と比較して日本が最も劣るのは非常事態が発生した時の対応である。阪神大震災や東北大震災とそれに続く原子炉事故においても、国民は整然と行動し世界から評価されたが、政府の対応については評価が低い。 リーマンショックのような金融危機につい…

安倍自民党と官僚の無能さが今度こそ国を滅ぼしそうである

私は既に1月31日時点で日本政府がコロナウイルスにうまく対応できないかもしれないと指摘していたが、それが現実のものとなっている。 2月14日には日本政府がコロナ検査をできるだけしない方針であることから、数千人規模の感染は避けられないと指摘したが、…

政府と官僚が頭を絞ってマスク2枚という愚策、政府の無能これに極まれり

新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続いていることから、安倍総理大臣は政府の対策本部で、全国のすべての世帯を対象に1つの住所当たり2枚ずつ、布マスクを配布する方針を明らかにしました。 安倍総理は自信満々らしいが、コロナ禍に対する…

今回のコロナウイルス蔓延の原因を明確にすべき

福島での原子炉事故は人災と言われている。今回の新型コロナウイルスの感染拡大も人災ではないだろうか。 原子炉事故当時共同通信から「経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の11日夜、東京電力福島第1原発事故に関して、3時間以内の「炉心溶融」を…

責任をとらず公文書も残さない日本は失敗を繰り返して衰退する

本来金利を引き上げる局面で金利を下げたことにより発生したバブル。急激な金利引き上げと金融規制の強化でソフトランディングどころか歴史上稀に見るハードランディングがもたらしたデフレ経済。 歴史的に見れば、政府と官僚によるこれらの大失敗で日本は衰…

旧民主党は今でもつまらない言葉狩りしかできないのか

あいつぐ大臣の失言に旧民主党の野党が鬼の首をとったかのように大騒ぎしている。その場の雰囲気にのまれうけ狙いでよく考えず失言を繰り返す大臣も情けないが、それを機会に任命者責任を強調して大騒ぎしている旧民主党の野党もそれ以上に情けない。 結 局…

共産党は天皇制に反対なら憲法改正に賛成すべき

共産党の小池晃書記局長は9日の記者会見で、今月22日に行われる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」について、党として出席しないと表明した。天皇陛下が神話に由来する玉座「高御座」から即位を宣言する形式などに触れ「憲法の国民主権、政教分離の原則と両立…

正論のれいわ新選組と共感のN国、次の衆議院選ではどちらが伸びるか

今回の参議院選挙で二つの新しい政党が議席を獲得した。一つは山本太郎氏の率いるれいわ新選組であり、もう一つは立花孝志氏が率いるNHKから国民を守る党である。 この二つの党は全く対照的である。れいわ新選組の政策を見ると国民生活の改善を目指しており…

今回の参院選の目玉、NHKから国民を守る党

今年の参院選で注目しているのはNHKから国民を守る党がどれだけ票を集めるかである。いわゆる大政党が色々と公約を並べるが、いざ当選すると公約のことはすっかり知らないフリをすることに対し、国民の多くは大政党に失望感を抱くことが多かった。 この風潮…

生活者のための政党が必要

参議院選挙が公示され、定員の3倍の候補者が出馬している。しかし、その中に本当に国民の味方をする政党があるかと言うと極めて疑問である。 官僚や業界団体等には自民党が味方する。彼らの政策の基本は経済や企業の発展に重点がおかれ、国民の利益と企業の…

安倍内閣で大臣が被災地軽視発言を繰り返すのは安倍総理自身が被災地を重視していないから

東北でよかった発言から復興より議員の方が大事という発言まで安倍内閣の大臣の被災地軽視の発言が目立つ。 それは単に大臣の資質の問題で、安倍総理自身は被災地のことを最優先しているにもかかわらず、不肖の大臣たちがその意を理解していないからなのだろ…

日本の法治主義はここが問題

国民の権利を守るうえで法治主義は絶対に必要なものであり、日本は法治国家であるとされているが、実は日本の法治主義には大きな問題点がある。 日本の法治主義の問題点は法律の適用において官僚の恣意的な意向が反映されやすくなっていることである。 法律…

共産党は何故今でも共産党という名を捨てないのか

野党の中では共産党の言うことが最もピッタリくると思っている人は私の知人の中にも多い。確かに共産党はいいことを言っている。 消費税には反対だし、政府や企業の横暴には意義を唱え、社会福祉を重視し、国民の利益を優先する。 しかし、政策がピッタリく…

企業に寄り添う自民党と労働組合に寄り添う野党では国民の大部分は幸せになれない

ここ20年以上日本人の生活水準は実質的な低下している。この原因の一つの要素として国民の変化がある。 戦後の高度成長期やバブル期を通じて、日本社会を構成していたのは企業経営者と労働者であった。自民党が企業経営者よりの政策を行い社会党が労働者より…

大臣を追及するのもいいが、それでは野党の支持者は減るばかり

国会を見ると野党が厳しく大臣を追及している。しかし、その内容を見ても、とても野党よくやっていると言う気にはならない。 攻撃のターゲツトになっている大臣の発言を聞いても「バカだなこんなやつをよく大臣にしたな」とは思っても、それで大臣を厳しく糾…

財務省解体の千載一遇の機会を逃すな

バブル崩壊後一貫して日本を衰退させてきた責任は財務省にある。予算の配分権限と徴税権を持つ財務省はそれを活用して官界だけでなく政界や財界に強い影響力を行使し、マスコミを活用して都合の良い政策を実施してきた。 その弊害が顕著に表れたのがバブル崩…

証人喚問という茶番

予想通り佐川氏の証人喚問からは何もでてこなかった。野党としても佐川氏が安倍総理や官邸の関与を証言することは期待していなかったので、予定通り終了したということになる。 野党の狙いは安倍総理や自民党への不信感を国民に抱かせることで次の選挙を有利…

忖度はされる方ではなく、する方が悪い

国会では財務省の安倍総理への忖度があったか否かが重要視されている。野党は財務省が安倍総理に忖度したと主張し、安倍総理と自民党はそれを必死で否定している。 しかし、忖度の有無はそんなに決定的なことだろうか。 上司に対する忖度は官民を問わず普通…

森友問題は安倍昭恵の愚かさ、安倍晋三の軽率、消費税増税を確実にしたい財務省の忖度が原因と思われる

国会やマスコミは森友問題で大騒ぎしているが、結局のところ問題発生の原因の最初は安倍昭恵夫人の愚かさにある。 判断力の無い幼稚園児に教育勅語を暗証させたり、安倍総理万歳と唱和させるような教育を見て、胡散臭さを感じるどころか感激して涙を流すなど…

NHKの受信料紛争は裁判所ではなく国民投票で決着すべき問題である。

「表現の自由の下で国民の知る権利を充足させるために採用された仕組みで、憲法上許容される立法裁量の範囲内」。という理屈をつけ最高裁判所はNHKの受信料制度を合憲とした。 判決は、放送法や受信料制度の成り立ちが表現の自由を掲げる憲法理念と合致する…

出国税という愚挙、国家に金を集めても無駄遣いするか利権に利用されるだけ

出国税の導入が計画されている。出国の都度1000円程度を徴収することで400億円程度の資金を集め、海外からの観光客の誘致に使用するという。 反対すべきである。 過去にも政府は観光振興と称し、いろいろ実施してきたが成果をあげたものはない。単に税金を無…

日本の未来に暗雲をもたらすだろう今回の選挙結果

多くの事前予想通り自民党が大勝した。森友・加計隠しと野党の体制が整う前の勝負を決断した安倍首相の戦略が的中した。 安倍氏にはいろいろ問題はあるが、運の良さと勝負勘は一流だと思う。 しかし、今回の選挙での安倍総理の大勝は、未来の歴史家によって…

今回の選挙では自公を過半数割れさせ、消費税増税を止めさせれば国民の勝利

一時は政権を獲る可能性があるともマスコミで騒がれた希望の党も、立憲民主党の成立や民進党議員の一部排除以降のマスコミの手の平返しにより難しそうである。 しかし、何も今回の選挙で政権をとる必要はないし、小池氏自身もそんなことは考えていなかった・…

国民ファーストではなく日本ファーストを選んだのは失敗では

8月7日、若狭勝 衆議院議員が記者会見を行い、「日本ファーストの会」を設立した事を明らかにした。 都民ファーストの会の全国版だから当然国民ファーストの会だと思っていたのだが違ったらしい。 しかし、自民党に代り政権を担うことを国民に期待させる政…

誰が総理になっても、どの党が勝っても何も変わらない政治より、選挙結果で大きく変わる政治の方が健全

東京都議会選挙で小池氏の率いる都民ファーストの会が大勝利した。しかし、この結果を受け東京都政がどのように変わるかという点には都民はあまり関心が無いように見える。 日本の政治において、投票に行かない若者の口から良く出てくるのは、「誰が勝っても…

今回の都民ファーストの勝利は、麻生内閣後の民主党勝利、野田内閣後の自民党勝利と同じ、肝心なのはこれから

今回の自民党大敗と都民ファーストの大勝利を見ていると、いつか見た景色を思い出さざるをえない。 一つは平成21年9月に麻生内閣時に実施された衆議院選挙での民主党の大勝利 二つは平成24年12月の野田内閣時に実施された衆議院選挙での自民党の大勝利である…

依怙贔屓がなければ今の三菱財閥は存在しない。官僚の利権維持の為の規制よりは政治家の依怙贔屓の方がまし

加計問題に関して野党の安倍攻撃が続いている。安倍総理が側近を使い、加計学園が獣医学部を設立できるように、獣医学部設立を特区の対象とし、しかも条件を追加することで友達の加計学園だけが獣医学部を設立できるよに操作した、というのが批判の理由であ…

海外で災難に巻き込まれた自国民を守らない唯一の国、日本

日本という国が海外で紛争等の災難に巻き込まれた自国民に対し冷たい、ということは有名である。 古くは1985年のイラン・イラク戦争当時、紛争に巻き込まれ脱出できなくなった日本人に対し、国は無策に終始し、結果的にトルコに救われたことは有名な話である…

官僚の独善を正すには、まず財務省を解体し主計局、理財局、国際局の業務を内閣府に移管すべし

官僚組織は組織利権の確保と権限拡大の為には、ある時は政治家の意図を骨抜きにし、ある時は政治家の意向を勝手に忖度する。 国会が官僚の責任を追及しようとしても、ある時は秘密保護法を盾にとり、ある時は書類は破棄して存在しないと強弁し、その追求を逃…

森友学園問題で最も悪いのは財務省

国会で籠池氏に対し証人喚問が実施されたが、真相解明にはいたらなかった。証人喚問では安倍夫人からの100万円の寄付があったか否かが重点的に質問されていたが、別にそれはどちらでもいいことであり、問題の本質は国有地の売却価格が適切であったか否かであ…