日本と言えば世界の先進国で、経済だけでなく医療や科学等においても世界の一流国であるというイメージがもたれてきたが、今回の新型コロナウイルス騒動でそれが幻想にすぎないことが世界に明らかになりつつある。
日本の化けの皮がはがれ実態が明らかになったのである。バブル崩壊後25年以上にわたり、日本の政治家や官僚は無策に終始し、むしろ増税等で経済成長を妨げ、世界の国が2倍以上成長する間日本は全く成長してこなかった。
経済の低迷と少子化への無策を見て、かねてよりこのままでは日本はアジアの落ちこぼれになると危惧しているが、既にそれが現実のものとなっているようである。
今回の新型ウイルス騒動の中で中国や韓国は患者数は多いものの検査体制は整っており、それぞれ効果的な対策をうっている。
一方日本はというと患者数こそ少ないものの、その実態は検査数が少ないだけであり、実際は公表数の10倍程度の患者が存在するのではないかと世界からは疑念を抱かれている。
実際のところ検査体制は中国や韓国にはるかに及ばず、ダイヤモンドプリンセスでの失敗に見るようにに封じ込め対策はザルであり、日本に危機対応能力が無いことを世界に示した。
このままでは、特効薬が開発され新型肺炎ほ完治できる方法が見つからない限り、日本での患者数は拡大し、オリンピックの中止は避けられない。
結果、いよいよ徐々に進行していた日本の衰退が誰の目にも明らかになってくる。