日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

人間が増える限り気候対策など無意味、それよりどんな気候になっても生存できる技術の開発に注力すべき

ヨーロッパの非現実主義者が気候変動対策を声高に叫んでいる。しかし、核融合が完成しない限り太陽光や風力等の自然発電で火力発電等を置き換えるのは不可能である。

 

出口の無い原子力発電などに頼れば、どちらが地球環境に悪いかわからない。

 

日本のような人口減少国の中でいれば実感はないかもしれないが、世界の人口は増え続け、しかも豊になり一人当たりが使用する資源やエネルギー量は増え続けている。

 

ガソリン車をEV車に置き換える動きが増えているが、これなどは何の足しにもならない。そもそも全ての自動車がEV車に置き換わるには充電時間の大幅短縮化というハードルがある上に、増加した電気需要を自然エネルギーだけで賄うのは不可能である。

 

また、人口が増加し一人当たりの使用エネルギーが増加しつづければ、様々な商品需要が拡大し、それを生産する為に各種の資源が必要となる。これらは全て何らかの形で地球環境に影響を与える。

 

この流れを止めるには、アジアやアフリカ、中南米の各国の人口増を抑え、欧米並みの生活水準になることを妨げるしかない。

 

しかし、結局のところ人口は増加し、貧しい国は豊かになることを目指し、地球環境の悪化は避けられない。

 

温暖化ガスの削減に技術資源をさくことも必要だが、それ以上に地球環境がどんなに悪化しても人類が生存できる技術の開発に尽力すべきである。

 

100年後には地球環境の大幅悪化を避けるために月や火星に移住することも必要となるだろう。

 

アフリカのエデンの園を出た人類が地球全域に生存範囲を広げたように、宇宙に広がる準備をすべきである。