日本人のモラル低下が止まらない。持続化給付金の安易な不正受給やトリキマラソン、SNSでの無責任な中傷、自粛警察等々、枚挙にいとまがない。
この原因には戦後教育がモラルや道徳面を軽視していたこともあるが、最大の原因は日本人の貧困化である。
様々な分野でのモラル低下は日々の生活に追われ蓄積された不満の表れである。少しでも弱みを見せた者に対しては匿名で徹底的に批判し攻撃することで留飲を下げる。コンビニ店員などへの土下座強要なども同様である。また少しでも金儲けのチャンスがあれば、他人への迷惑や倫理面の妥当性などは一切考慮せずそれに飛びつく。フォロワーを増やすためには何でもする。
日本人を貧困化させモラルを失わせた最初の戦犯は三重野康元日銀総裁である。他国が反面教師とするような極端なバブル潰しを実施し、日本経済を破壊し今日の日本の衰退の原因を作った。
次は歴代の財務省幹部である。財政再建を緊急課題と偽り、歴代内閣を操って日本の経済回復を妨害した。
文句なしの最大の戦犯は小泉純一郎と竹中平蔵の二人である。彼らは労働自由化の名の下に非正規社員という貧困階級を新たに大量につくりだし、日本人の貧困化をもたらした。