日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本、国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

2021-01-01から1年間の記事一覧

最低保証年金という愚策

河野氏が最低保証年金に言及し支持を失ったことが記憶に新しい。しかし、竹中平蔵氏や野党勢力の中に最低保証年金を主張する者が多い。 しかし、これほど税金の無駄遣いで役に立たない制度はない。 今主張されているのは、年金を賭けているか否かに関係なく…

岸田首相に願うのは無駄な経済対策のツケを増税で国民に負担させないこと

自民党総裁選は予想に反し岸田氏の圧勝に終わった。河野氏が終盤に唐突に税金による最低保証年金などを言い出し、支持していたはずの自民党議員からもそっぽを向かれた結果である。 岸田氏は30兆円の経済対策を唱えているが、官僚や既得権勢力の支持を受けて…

近視眼的な財務省に踊らされ、日本は増税で経済を破壊してきた

将来の歴史家が21世紀の日本没落を分析する上で、理解しがたいのは、何故日本は何度も同じ間違いを繰り返したのか、ということであろう。 橋本龍太郎が消費税を3%から5%に引き上げた後日本経済は大混乱に陥り、多額の税金を費やすことで、回復基調にもってき…

株式に関する税率を30%にするのは財政にとっても愚策

自民党総裁選の中で株式取引等の金融収益に対する税率を20%から30%に引き上げるという主張をする候補者が目に付く。 どうも彼らの頭の中では、株式取引をしているのは富裕層であり、他の所得と比較して株式の税率は低く金持優遇となっており格差拡大の原因の…

常識的で官僚に期待されているということが岸田氏が首相に不適格な理由

総裁選で岸田氏が2位につけ、決戦投票で逆転するというシナリオが現実味を帯びてきた。河野氏や高市氏が何をするかわからないという不安定さがあるのに対し、岸田氏は常識的で安定感があり、官僚の評価も高いというのがその強みである。 しかし、このことが…

枝野の言うようにはアベノミクスは失敗ではない。民主党政権よりはよほどマシ

「金持ちをさらに大金持ちに、強い者をさらに強くしただけに終わり、格差や貧困問題の改善にはつながらなかった」と批判。「日本経済が混迷から抜け出せない最大の要因だ」と総括した。 これは納得できる主張だろうか? 2012年12月から2029年11月まで安倍政権…

岸田氏の経済財政政策では日本は良くならない

自民党総裁選は上位二人による決選投票となり、最終的には岸田氏が選ばれるだろうと言われている。しかし、岸田氏では日本は良くならない。 岸田氏は、その経済政策を新自由主義からの転換と銘打ち規制緩和、構造改革の新自由主義的政策は、富める者と富まざ…

どう考えても岸田では日本が良くなる要素が見つからない

野田聖子が今頃出馬した結果、総裁選は決選投票で岸田が勝利する可能性が高まった。これは日本にとって悲劇である。 失われた50年も悪夢ではなくなりそうである。 岸田は経済対策として30兆円を支出するといっているが、その中に経済にプラスになりそうな要…

敵基地攻撃能力とは敵領土を攻撃できる能力であり、抑止力として必要

日本の安全保障で敵基地攻撃能力が必要か否かが議論になっている。その反対論としていろいでているがピントはずれのものが多い。 憲法云々の問題は置いて技術的な反対論についてみてみよう。よく聞かれるのが敵基地攻撃の目的をミサイルが発射される前に敵基…

枝野は本気で夫婦別姓やLGBTで票がとれると思っているのか

立憲民主党の枝野代表は13日、次期衆院選に掲げる公約の第2弾として、選択的夫婦別姓制度の実現や、LGBT平等法の制定などを盛り込んだ5項目の政策を発表した。自民党総裁選に注目が集まる中、「自民党では実現できない」テーマを打ち出し、対立軸を明確にす…

北の独裁者が巡航ミサイルで日本を破壊する力を得たことをもっと心配すべき

北朝鮮が巡航ミサイルの実験を行い1500km離れた目標に命中させたと発表した。このミサイルは核弾頭搭載可能なので、ほとんど日本の全てを核攻撃できることになる。 さらに憂慮すべきは北朝鮮の巡航ミサイル発射を探知できなかったことである。いつもであれば…

総裁候補3人の経済政策の問題点

河野氏は出馬を表明した10日の記者会見で、経済政策について「企業から個人へ。個人を重視する経済を考えていきたい」と訴えた。具体例として「労働分配率を一定水準以上にした企業に法人税の特例措置を設ける」と述べた。雇用重視と労働分配率を増やし個人…

ワクチン接種による行動制限緩和は唯一の正しい選択

政府は、新型コロナウイルスワクチン接種の進展に合わせ、10月以降、段階的に行動制限を緩和する方針を固めた。感染拡大地域でもワクチンを接種済みであれば、県をまたぐ移動を原則として認め、イベントの収容人数の上限を引き上げる。飲食店での酒の提供…

財政が大変といいながら気前よくアブガニスタンなどに金をばらまくな

アフガニスタン情勢を話し合う拡大閣僚会合が8日夜、オンライン形式で開かれ、茂木敏充外相がアフガンに対し、水や食料などの分野で新たに約71億円の支援する。今年中に総額約2億ドル(約220億円)を支援する方針を表明した。 長引く経済停滞に加え、コロナ…

中国投資の危険性を改めて証明した大連の小京都

中国東北部の遼寧省大連市郊外で日本の街並みを模した商店街が開業1週間で営業停止となった。インターネット上では「日本の文化侵略だ」といった批判が出て議論を呼んでいた。 習近平の愛国政策により、日本に侵略された過去の歴史が中国においても再びクロ…

コロナ対策として数十兆円の従来型型の経済対策は不要

自民党総裁選に出馬する候補者はいずれもコロナ対策と経済対策に触れざるをえない。最初に出馬を表明した岸田氏は数十兆円の経済対策をすると公約している。 コロナに伴う経済対策には、窮地に陥っている業者や個人を救済するものと経済を回復させるものの二…

綾瀬はるかへの批判でわかる「貧困国家日本の民度低下」

女優の綾瀬はるかがコロナに感染し入院したことに対し、多くの批判的意見が殺到している。綾瀬はるかの病状は肺炎が見られる中等症であり。当然入院しても何らおかしくない。 コロナになってもなかなか入院できないというニュースが流れているにもかかわらず…

安倍・麻生に解散を封じられ、菅総理絶体絶命か

党執行部と内閣改造を行い総選挙にうってでるという菅総理の生き残り策は決して悪手ではなかった。自民党の大負けは避けられないが、自公で過半数割れして政権が野党に移るという可能性は低く、選挙後自公で過半数を維持できれば菅氏が党総裁に再任される可…

天皇家はこのまま男系を貫き、しずかにその使命を終えるのが望ましい

真子様が一時金を拒否し小室氏とアメリカで生活することを選ばれたと報道されている。喜ばしいことである。これで皇族という日本で唯一人権が制限された身分から解放される。 基本的人権と自由を保障された民主主義日本の中で、基本的人権も行動の自由も享受…

党より自分を優先した菅総理の大博打は成功するか

菅総理が党役員の刷新と内閣改造を計画しているとの記事が流れている。本来であれば、予定通り総裁選を実施して新しい総裁で選挙に臨む方が自民党にとってはプラスである。 総裁が変われば、今までの菅内閣のマイナスイメージの一掃に繋がるし、総裁選での論…

立憲政治を破壊する元凶、憲法9条という遵守不可能な条文(再掲)

日本国憲法の誕生以来、憲法9条の解釈は変更されつづけ、今回遂に限界に達し、憲法自体の存在意義が失われようとしている。 何故こんなことになったのか、その理由は実に簡単で実現不可能な項目を憲法に盛り込んだからである。 元々アメリカが憲法原案を作成…

自国民や協力者の退避もできない日本のお粗末さ

アフガニスタンに自衛隊機を飛ばし邦人だけでなくアフガニスタン人の協力者を救助すると大々的に宣伝してでかけたが、結果は法人名と数人のアフガニスタン人を救出しただけに終わった。 完全な失敗である。 以前から日本は海外で邦人の命が危機にさらされて…

菅のコロナ対応は満足できるものでではないが、岸田や枝野にそれ以上のことができたとは思えない

早々と菅支持を表明した二階派内部でも菅支援への不満が表面化した。菅の不人気が際だっており、このままでは選挙に勝てないという恐怖が自民党内を覆っている。 オリンピックの強行、ロックダウンの忌避、給付金の遅れ、ワンチン行政の不備、デジタル化の遅…

今、岸田だけは総理にしてはいけない。

自民党総裁選では、不人気な菅総理以外に今のところ岸田氏と高市氏が立候補を表明している。高市氏の方は推薦人を集められるかどうかわからないので、現時点では菅総理と岸田氏の対立となる。 しかし、今現代の総理大臣として岸田氏ほど不適格に人間は無い。…

現代ビジネスの間違った主張、金利上昇で日本が破綻することはない

現代ビジネスで鷲尾 香一というジャーナリストが日本は本当に「財政破綻」しない…?現実味を帯びる「金利上昇」で待ち受ける最悪のシナリオという記事を書いているが、これなどは明らかに思慮が足りていない。 米国の利上げにより、日米の金利差が広がるため…

日本企業ですら日本を捨て中国で新製品を販売する日本離れ

パナソニックは現地企業と共同で中国に養老都市を開業した。都市内の高齢者向け住宅にパナソニックの住宅設備や家電、介護用品などを提供する。 パナソニックの独自技術「ナノイー」を活用したエアコンシステムや、健康状態を測定できる多機能トイレなどを住…

今のところ菅以外の誰が首相になっても日本にとってはプラスにならない

国政を占う横浜市長選で首相が推薦した候補者が大敗した。コロナを巡る政府の対応に対する国民の不満が爆発した形である。 このままでは衆議院選挙での自民党の敗北は避けられないと、党内では菅おろしの流れも表面化しつつある。 しかし、コロナ対策でのコ…

タリバンのような中世勢力が力を持つのは後進国の社会が中世のままだから

アメリカの20年以上に及ぶ支援にもかかわらず、あっけなくアフガニスタンの親米政権は崩壊した。アフガニスタンだけではなく、多くの後進国でも民主主義的価値観が定着しない。 国民個々の幸せという点から見れば、独裁政権や宗教国家より自由や平等、個人の…

都合の良いデータのみ採用してのコロナ失策は太平洋戦争の敗戦と同じ

コロナの新規患者は着実に増加しつつある。昨日では新規陽性者は2万人を突破したが、5万人を超えるのも時間の問題であろう。 政府のコロナ対策を見ているとコロナという感染症を甘く見ていたとしか思えない。最初武漢でコロナが発生した時に中国人のにゅえ国…

官僚の既得権業者との癒着が国を亡ぼす

日本の行政が不合理で国民の方を向いていないのは官僚と既得権業者の癒着体質にある。例えば総務省とNTTの癒着などもその例である。 NTTは総務省から事業計画などの認可を受ける立場であるが、総務審議官らがNTTの社長らと会食し、飲食代を負担してもらっ…